#3-30 ページ30
#3-30
中間「照史、乾杯の音頭頼むわ。」
桐山「それでは、ジョンブリアンとセラヴィの今後の繁栄をお祈りまして、乾杯!!」
久しぶりの飲み会。
そして、親方の姿。
今回は完全に職場が離れちゃったけど、元気そうで一安心。
桐山「なぁ、A。聞いてや。」
『いきなり、どうしました?』
挨拶も程々に親方が隣に移動してきた。
桐山「俺な、離婚してん。」
『はぁ!?』
え?
ええええええ!?
総務の・・・そういえば姿が見えない。
『また、若い女引っ掛けたんですか?』
冗談交じりで言ってみる。
桐山「え。引っ掛けたのは向こうの方なんやけど。」
『えええええええええ!?』
まさかの、親方がサレ夫!?
桐山「そんな、意外そうな目で見んといてや。」
『だって、しちゃったじゃないですか。』
周りに聞こえないくらいに声を潜める。
桐山「なので、そろそろ本気にならん?」
は?
『ならん、ならん。』
桐山「そっかぁ。めっちゃ良かってんけどなぁ。」
親方、過去を引きずってるの嫁察して、
ヤケクソになったんちゃう?
うわ、なんかごめん。
小島「姉さん、おかえりなさい。今度こそサシメシ行きましょ?」
末澤「ご無沙汰してます。お元気そうで何よりです。」
ショールームの2人も挨拶しに来てくれて、
ここに戻って来れて良かったなぁって、
つくづく感じた。
「A!久しぶり。会いたかったわぁ。」
201人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るびぃ | 作成日時:2024年2月13日 17時