逆引き寄せの法則3～自信がついたらみんなバラバラになってさらにつらい件～ (ページ19)

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タカ兄の素っ頓狂なボケにずっこけていると・・・

崇裕「ほな、行くで。」
『え。どこに？』
崇裕「決まっとるやろ？神戸第一銀行、本店や。」
神山「役員会議にリアルに突撃します。」

おいおいおいおい！？
今ぁ！？

佐野「もう、アポは取れてます。」

一行はずんずんずんずん突き進む。
タカ兄という桃太郎、神山さんは犬。
猿は佐野さん、私は雉といったところやろうか？

『え？え？？なんで？』

本店に着いちゃったよ。
そこには東京にいるはずと思っていた2人。

重岡「よぉ。」
福本「よろしくお願いします。」
重岡「都内某所はフェイクや。」

大毅先輩と福本大晴。
そして、もう1人。

「待たせな。すまんすまん。」
崇裕「この度はお呼び立てして申し訳ございません。」
「かまへん。かまへん。Aの手助けできるなら駆けつけるのが、兄貴の役目やろ？ヨコならそうするはずや。」

ニカッと笑うと、八重歯が鬼ヶ島みたいな村上さん。

村上「ライブ配信が始まった途端、東京の偽潜伏先に突撃されたらしいな。」
『え！？もう？』
村上「まぁ、ヤスとマルと大倉が手厚い歓迎してあげたみたいやで。」
『手厚いと言いますと？』
村上「連れ込んで酒盛りして、ウザ絡みしたとか。1人はワインラッパ飲みして潰れとるって。ヤスの仕業やな。」

手厚いちゃう。手荒い歓迎や。
異色桃太郎団による、カチコミがいよいよ始まる。