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第40話 新たな物語へ
智洋side
“こうして、ストーリーブルックは平和を取り戻し、
みんなが幸せに暮らしましたとさ。”
智洋「めでたしめでたし。はい、�眞呂�ん。あとは校閲に出しておいて。」
�眞蓮屬弔い法△�とぎの森シリーズが完結かぁ。先生、お疲れ様です。」
あれから、何年経ったやろう？
俺はあの後、東京の大学に進み文学部で勉学に励むと、
在学中に書いたラノベが新人賞を受賞して、
すっかり作家の仲間入りを果たした。
けど、夢を叶えたとはいえ、俺が書きたい純文学とはまだ遠い世界。
あ、ちなみにこいつは出版社で俺の担当をしている�眞呂�ん。
�眞蓮屬修Δい┐弌△海隆屬硫餤弔罵菁�の夏休み映画に先生の作品が候補に上がってましたよ。」
智洋「えっ!?マジ!?」
�眞蓮屮献Д掘次帖弔△叩∧埆個垢�、王子は京本大我をキャスティングしたいねぇって。」
智洋「ジェシーさんさすが!京本王子。�眞呂�ん、強めに推しといて。」
�眞呂�ん、編集長とは元々マブみたいで、
ついタメ口になってまうんやって。
あ。
ちなみに、みんなは元気にしてるで。
晶哉は大阪の音楽大学に行って、教員になった。
今じゃ俺らが通ってた学校で先生やっとる。
小瀧先生と学芸会でミュージカルやったって言ってたなぁ。
流星が感動してボロ泣きしとったって。
濱田さんとムラコさんはストーリーブルックを出て京都におるとか。
ムラコさんが、日本史にハマって本で溢れかえっとるらしい。
マユミくん用の甲冑まで買って、濱田さん笑うしかなかったそうな。
桐山さんは変わらずシャーウッドで子供たちの世話をしとる。
パパは、この照史はデリカシーが無いってプンスカしとるけど、次の日にはもう仲直りしとるわ。
最近はマリアちゃんが裕くんにべったりで、晶哉がヤキモチ妬いとるとか。
パパも変わらず、ストーリーブルックの町長として、
町を良くしようと仕事に励んどるで。
なんと副町長はクラコさん。
もう一つの世界線とは行き来が出来るようになったみたいで、あっちのマユミくんがすっかり一人前やってしみじみしとった。
ﾋﾟｺﾝ
智洋「あ。お母さんからや。」
しげ智洋、元気か?
今、ポートエリザベスに到着しました。
ケンティーがな、カジノで荒稼ぎするで!って言っとるけど、絶対スる気がしてならん。
不安やわwww
しげこと俺のお母さんのエマは、
ケンティーと二人で旅に出た。
ポートエリザベスって、南アフリカやんな。
ライオンとかおるんかな？
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作者名：るびぃ | 作成日時：2023年1月22日 21時
