all×黄(桃メイン) ページ34
※話が昼食時間へと変わります。
小瀧side
やっとお昼時間なったわ。
シゲと神ちゃんにバレへんように
お弁当箱を持って職員室に向かった。
コンコンコン
小瀧「失礼します!
中間先生ちょっといいですか」
淳太「おう、いいですよ。濱田先生、桐山先生
ちょっと行ってきますね。」
桐山「早く戻ってきてな。」
濱田「なんや、小瀧、告白するんかw」
と先生達がヤジを飛ばしてたのを気にせず
中間先生へと早く早くと手招きをした。
淳太「どうしたんですか?小瀧さん」と
淳太が職員室を閉め俺が話の続きをした。
小瀧「堅苦しい敬語は禁止やで。タメ語で話そうや。あんな、一緒にお昼ごはん食べようや」
淳太「一応教師と生徒やからホントは敬語じゃないとダメなんやけどな。
イツメンの重岡と神山とは食べんのか?」
小瀧「先生と食べたいから来たんよ!」と
思わず大きな声を出してしまった。
淳太「シー!静かに。廊下やから響くやろ。」
と言いながら人差し指を口元に当てていた。
その姿が可愛くて淳太の手を握り
小瀧「淳太の分も作ってあるん。一緒行こうや」
と言いながら走り屋上へと向かった。
途中で廊下は走ったら駄目や。とか言われたけどお構い無しに走り続けた。
そして、屋上へと着き誰もいなくて2人きりで
食べれる事が凄く嬉しかった。
小瀧「淳太!屋上に着いたで。てかめっちゃ息切れしとるやん。」
淳太「だって小瀧、足めっちゃ早いやん。
もう走るんは限界や。」と息切れをしながら
座る所を見つけて淳太が転ばんように支えながら歩いた。
小瀧「ごめんな、淳太。でも、体育の先生やのに体力全然ないなw今の時間、俺と一緒に体力作りするか」
淳太「それだけは勘弁してくれや。」と言いながら手を合わせてお願いしていた。
めっちゃ可愛ええやん。
小瀧「しょうがない子やな。俺が淳太の為に
作ってきた弁当を一緒食べようや。」と
言いながら淳太の頭をヨシヨシした。
淳太「なんでヨシヨシしとんねんw
せっかく小瀧がね、作ってきてくれたから
一緒食べようか」
小瀧「小瀧やなくて望って下の名前で呼んでや。言うまでお弁当はお預けやで」
とお弁当を空けようとした手を止めて
淳太を見つめた。
淳太「何で言わなアカンねん。でも、お弁当を 早う食べたいしな。望、
お弁当一緒に食べような」
と言ってくれた。俺は嬉しくて、良くできましたって淳太の頭を撫でた。
なんで俺撫でられとんねんと淳太が言った後に 可笑しくて顔を見合わせて笑った。
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作者名:yellowjassmminn | 作成日時:2021年3月18日 9時