こたしげじゅん続き ページ20
小瀧side
さっきシゲがスタッフさんに呼ばれて
撮影に行った。
ところで俺は今、淳太と2人きりやん。
最高に嬉しいねんけど。
今だけ淳太を独り占めできるやん。
淳太「おーい、のんちゃん!のんちゃん!のんちゃん!もしもーし?」と言われてるのに気づき我に返った。
小瀧「おう。淳太!俺いい事考えたんやけど、
今からな、撮影大会を行いたいと思います!」
淳太「やっと気づいたわ!撮影大会って
どういう事やねん、それ。」
小瀧「よくぞ聞いてくれた!淳太をどれだけ
可愛く撮れるか、カッコ良く撮れるかをしようと思うんよ。」
淳太「おお。それ面白そうやな!のんちゃんが撮ってくれるから、めっちゃカッコ良く撮れるんやろうな」と嫌がるかなと思っとったけど
逆に喜んでくれて俺は跳び跳ねるくらいに喜びが隠せんかったわ。
小瀧「淳太、じゃあ撮るで?ハイチーズ!」
淳太「のんちゃん、どんな感じに撮れたん?」
小瀧「やっぱ写真だけじゃなんか足りんな。
次からは動画を含めて撮ろうか!」と言い
上手く撮れんくて1枚目は削除した。
淳太「えー、消しちゃったんかい!
次からの動画では見せてな」と
言われたのでごめんごめんと謝った。
でも、次の動画は台詞を入れて撮ろうと思っとるんよね。淳太に言ってほしい台詞を決め終わり、じゃあ撮るで?と合図した。
小瀧「淳太、1回目はカッコいい台詞からな。 いくで? 俺はずっと望を離さへん。
約束するで。って言って」
淳太「めっちゃ恥ずいやん。のんちゃんの名前も入れなアカンかな?」
小瀧「普段の呼び方のやなくて俺の名前を言ってな。望って。決め台詞やからちゃんと恥ずかしさを捨てて言ってな」と
言ったら、淳太が分かったよって言ってくれた。
淳太「じゃあ、いくで??
なあ、望。俺はな、望の事ずっと大事にしたいと思っとるんよ。だから、何があっても離さへん。望のそばにおるから。約束するで。」とほぼアドリブで言ってくれた。カットをかけて動画を止めたら淳太恥ずかしがっててん。俺は嬉しすぎて 淳太くんの所に行って抱き締めてた。
小瀧「淳太〜!カッコ良すぎや!!
もう俺は淳太の事惚れ直したわ。
次は近くでもう一回いってや」
淳太「嫌や。めっちゃ恥ずかしいわ!
てか、そろそろ離してや!でも、のんちゃんが喜んでくれたんやったら俺も嬉しいで」と言ってくれた。もう、天使が俺の目の前に降臨しとるんよ!
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作者名:yellowjassmminn | 作成日時:2021年3月18日 9時