純愛【場地圭介】

なな ページ8

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｢今日、飯食ってかね？｣


『私に言ってる？？』


｢他に誰がいんだよ笑 オフクロがAの事気になってるらしくて｣

『全然いいよ、ていうかむしろ邪魔じゃない？』


｢そんなん気にすんな！じゃあ今日は一緒に帰ろうな｣


『うん！』




入学してだいぶ経ち、場地くんとはさらに仲良くなった気がする




千｢ずりぃ！Aばっかり！｣


『松野くんほんとに場地くんのこと好きだよね〜』


｢千冬ぅ、今度ペヤング奢るから今日は...な？｣




場地くんのこの優しい言葉にもすごく圧を感じる。笑




千｢...ウス｣




しょんぼりしながらクラスへと帰る背中に少しだけ申し訳なさを感じた









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場地母｢いらっしゃい！ごめんね急にお誘いしちゃって｣


『全然大丈夫です。お誘いありがとうございます！』


場地母｢ご飯まだ出来てないからゆっくりしてて〜｣


『私手伝います！』


場地母｢あらあらイイのに〜｣


『いえ、手伝わせてください！』


場地母｢そこまで言うなら...一緒に作りましょ！｣


『はい！ありがとうございます！』




今日のメニューはハンバーグらしく、手伝わせてもらった




｢オフクロ〜今日何〜？｣


場地母｢ハンバーグよ！Aちゃんも手伝ってくれてるの♪｣




髪の毛を下ろしてメガネを取っている場地くんの姿はやっぱり見慣れない


そして学校の時と少しだけ口調も違う




｢A、無理に手伝いすることねぇんだぞ？｣


『ううん、やりたいの！料理好きだし』


｢そうか...あ、俺ちょっと千冬んち行ってくる｣


場地母｢遅くならないようにね〜｣


｢んー｣








場地母｢でね〜、圭介ったら...｣


『そうなんですか！？笑』









場地くんのお母さんとの話は尽きなくて


普段の場地くん、千冬くんとの関係とかいろいろお話を聞いた


学校とは違う一面を知れて嬉しい気持ちが大きかった




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