純愛【場地圭介】

にじゅう ページ22

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2年生になって、クラス替えで圭介とは離れて千冬と同じになった




千｢場地さん、いつでも来てください！｣


｢おー、毎時間顔出すわ〜｣




と言うと、彼はしっかり有言実行




｢A〜来たぞー｣


｢A〜...あ？千冬寝てんのか？1発殴って起こすか？｣


《Aちゃん、さっき場地くんが呼んでたよ！》


｢A、千冬！午後からの体育合同らしいぞ！やったな！｣




身体は大きいのに何故か小型犬を連想させる


綺麗に結ばれた黒髪をわしゃわしゃと頭を撫でるとニコッと笑う圭介


たまらなく可愛い...って言ったら怒られるんだけどね笑




『髪グシャグシャになっちゃった』


｢後で直すからいいよ笑｣




相変わらず真面目スタイルを貫き通しているけど


2年生初日にクラスに乱入して喧嘩スタイルで千冬と私に手出したらぶっ潰すって言ったのは驚いた


もう真面目スタイル辞めたら？って言ったら


いや、頭良くなるから続ける。なんて意味がよくわかんないこと言ってた笑




千｢場地さん来る度このクラス空気が凍るんだけどどうにかしてくんね？笑｣


『初日にあんなことするからだよ〜』


千｢バレたにもかかわらずあの姿貫き通すのおもしれぇ｣


『私にも理解が難しい笑』




それでも毎時間来てくれるのが彼の好きなところのひとつ




｢A！土曜デート行くぞ！｣


『なっ、いっつも声が大きいってば！』


｢わりぃわりぃ！ゴキで迎えいくから！｣


『はーい！ありがとう！』




千冬は圭介のこと尊敬してるから時々敵対心を向けてくる




千｢俺乗ったことないのに。｣


『圭介に頼みなよ？』


千｢緊張して落ちるからやっぱりいいわ｣





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