STAGE16 ページ17
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貴[さて…迅は今夜って言ってたけど…
私の仕事はとにかく玉狛に行かせないこと…か。]
空いている作戦室を自由に使っているAは、珍しく真剣に考えていた。
貴[A級上位3チームってのがしんどいよなぁ…
多分、○山隊のサポートも必要だろうし…
最悪蒼也くんは迅の方に誘導してってのもアリかな…
ｽﾅｲﾊﾟｰ君たちがいることを考えると、やっぱしﾒﾃｵﾗ必要かなぁ…
あとはｸﾞﾗｽﾎｯﾊﾟｰで…いや、出水がいるか…うーーーん。
…考え込んでもしょうがないか！]
色々考えていたAだが、直ぐに立ち上がり模擬戦ブースへと足を進めた。
？「うお！！Aさん！？おーーーい♪」
貴『あれ？駿♪ 久しぶり〜♪』
Aが部屋に入るとほぼ同時に、大きく手を振り近づいてきたのは緑川駿。
緑「Aさんが模擬戦ブースに来るなんて珍しいねぇっ！！！
ねぇねぇ模擬戦しよーよーっ
ねーねーAさーーーん」
貴『はいはい、また今度ね。
今日はちょーっと忙しいの(笑)』
緑「ちぇー。
今度絶対だよー？
じゃあどうして模擬戦ブースに？」
貴『最近の子達のﾚﾍﾞﾙをﾁｪｯｸしにきたの♡笑
(とか言いながら何となく暇だっただけなんだけど…(笑)
夜に向けて暇つぶしなんて言ったら駿、面倒くさそうだし…(笑))』
そう言うとAは近くの椅子に腰をかけ、モニターをぼんやり眺めていた。
緑川はというと、防衛任務があるからという事で大きく手を振りその場から居なくなった。
また、玉狛支部では新人3人のﾄﾚｰﾆﾝｸﾞが着々と進められていた。
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作者名：夢兎 | 作成日時：2017年10月5日 23時
