世も末澤ええ加減に誠也様 二

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pi..pi..piiii

『ん..ん〜、うるさい..うわ！危な』いつものところに手を伸ばしアラームを止めようとしたがそこにあったはずのテーブルが無く空回りしベットから落ちそうになった...あっベットじゃないわ、
昨日そのままソファーで寝とうたんだ...

『痛..はぁ、首』今日はメンバー揃っての雑誌三昧
『行くか...』


『おはよ..』
「おはようございますー今日僕より遅いって珍しいじゃないですか誠也くん」
『うるさいさの』
「うわ、今日ご機嫌斜めの末澤さんやはあれ」
年下組の痛い視線を感じながらもリチャの隣に沈む
「ソファー結構広いやん」
『やや』
「はぁ、好きにせえ」
『なぁ、首痛めた』
「ん、で」
『マッサージして』
「何でそうなんねん、お前のスパダリどこ行ってん」
『...知らんよ』
「なんや...喧嘩か」
『ちゃうし』
「へーじゃあお前またいらん事で正門に拗ねたんか」
『ちゃうわ！いらん事とか言うな！』
「拗ねたは否定せえへんねんや」
「今日も朝から絶好調ですね喉、おはようございます誠也くん」
りちゃと言い合ってたらいつの間にか正門が楽屋に入とって向かいの席に腰をかけ微笑んでた

うっ、かっこええけどまだ昨日の事がよぎってまともに顔見れへん

「おはよ、正門 こいつどうにかしてくれへん」
「こいつって 笑 可愛らしいじゃないですか」
「正門だけやで可愛いく見えんの」
「そうですか 誠也くんりちゃくんそう言ってるんでこっち来ます？」

うゎ、どうしよ
行きたい、けど行きたくない
分かってんねんしょうもない我儘やってでも...
『...嫌』
「え..」

「誠也くんがまっさんを否定した！！！」
「こじけんうるさいってばれるやん聞いてんの！」

「あぁ、大丈夫ですよ、多分今日はそう言う気分なんでしょうね、へへ リチャくん今日はよろしくお願いします。」どっか行ってしもうた 顔は見てないからあれやけど、絶対傷つけたよな...アホや俺

『...ごめん』
「いや、俺もすまん」
「でもこのままやと今日仕事しずらいで」
『大丈夫、仕事はちゃんとやるから正門も』
「うん、なんかあったら言えよ」
『うん、このままもうちょい寝かせて他メイク終わったら呼んで』
「ほんまお前なぁ、素直って言葉知らんのか」
『りちゃうるさい』
「はぁ」

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