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アロイスsaid
待ち合わせの場所に先に到着する。
心地よい風と共に、上空からふたつの影が降りてくる。
目の前に降りてきた女性(ひと)が目に入った瞬間、自分のモノとは思えない感情がこみあげてくる。
アロ｢…あ……｣
リベ｢アロイス君、待たせてすまないね。
この人が今回の協力者の……アロイス君？｣
アロ｢貴女は……どうして…あ、あぁ……貴女は…｣
理由はわからないが、彼女を見た瞬間に涙が溢れて止まらなくなる。
彼女に跪き、ただ、押し出てくる感情を彼女に受け入れて欲しくて、息が苦しくなる。
ハル｢！………リベリオさん、すいません。彼と2人きりにさせてください。｣
リベ｢え、しかし…｣
ハル｢…お願いします。彼と二人きりで、話がしたいんです。｣
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