【FGO】空の女神の宇宙歩き【アンデルセン】 (ページ10)

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第8話ページ10

アイテルside

…………

『一冊の本を朗読するようにスラスラと教えてやることが出来る、って言ったのは誰よ』
アン「俺だな。まぁ状況が変われば説明の仕方も変わる。
俺はお前に恋をしたから、愛しているからそう教えたんだ」

…教え方が大胆というか、雑というか……こんなものなのかしら

『……………うーん、え？』
アン「納得いかないか？」
『納得、というか…本当によく分からないのだけど』

何せ今まで恋をしたこともされたこともない私が、分かるわけない。

ちょっと投げやり気味に考えてしまっているのだけれど…

アン「＿＿＿＿なら、お前に恋をさせてやる。勿論、俺がな」

得意げに鼻を鳴らすアンデルセン。

そんな仕草を見て、少しだけイラッときた。

『…やってみなさい。人が、女神に恋をさせてみなさい
期待してるわよ。アンデルセン』
アン「少しイラッと来たか？」
『……うん』