【FGO】空の女神の宇宙歩き【アンデルセン】 (ページ22)

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第20話ページ22

アイテルside

彼…マキリはこの特異点を破壊するため、英国全土を侵食すると宣言した。

マキリ「この時代を完全に破壊することで人理定礎を消去する。

それこそが我らが王の希望であり、我らが諦念の果てに掴むしかなかった行動でもある」
『ふーん、で、その我らが王の命で貴方は自分の生きる時代を壊すの』
マシュ「？！……この時代に生きる…？彼はサーヴァントではないのですか？！」
『ええ、この時代の人間でしょう。確実にね』
マシュ「どうしてですか…なぜ、自分の生きる時代を…」
マキリ「無論、抗おうと試みた、だが、全ては無為だと知った。

過去も、現在も、未来も、我らが王は存在を許さないと決めてしまった。

全ては未到達のまま滅びる。猛これ以上の無様を、これ以上の生存を見るのは飽きたと王は賜われた。

ならば最早……いいや、これ以上はいうまい。我らが王の力を以て、お前達を消去する。」

あ、まずい。

マキリ「破滅の空より来たれ、我らが魔神………」

マキリの身体に魔力が集中する。

モー「何だ…？！この気配、質量と魔力…！」

バルバトス「七十二柱の魔人が一柱。
魔神バルバトス……これが我が悪逆の形である。」

あー、もう

『めんどくさいわね…！それもこの魔力霧の中で…！
せめてアレを壊してからにして欲しかったものね！』
モー「無駄口叩いてる暇あったらさっさとかかるぞ！仮にも女神だろうが！」
『わかってるわよ…だからモードレッド。』
モー「あ？」
『私がいいと言うまで、下がってなさい』