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彼白華side
鶴丸「…で、ここが厨。毎日料理当番は変わるから、楽しみにしているといいさ」
鶴は楽しそうに、私を案内してくれている。
それが微笑ましくて…
鶴丸「………？どうした？俺の顔になにか付いているか？」
つい顔ばかり見てしまっていたか…？
彼白華「いいや、随分と楽しそうだなと」
鶴丸「当たり前だ！！お前といられて、楽しくない時間なんてないさ！」
彼白華「大袈裟だろう、それは」
鶴丸「そうでもないぞ！」
彼白華「そうか？」
鶴丸「あぁ、それに、刀の頃には出来なかったことが出来る。」
そう言って、鶴は私を抱きしめた。
彼白華「鶴…？」
鶴丸「………こうして抱きしめて、頭を撫でる。こんな兄妹らしいこと、刀の身では出来んだろう…」
彼白華「……鶴…」
………兄らしい、とか思っていた矢先、
鶴丸「あ、でも一回で良いからお兄ちゃんとか呼んでくれないか！」←
台無しだ、この愚兄…
彼白華「千年を超えたババアにお兄ちゃんと言われて嬉しいかお兄ちゃん。」←
鶴丸「ｱ"ｱ"ｱ"ｱ"ｱ"！！！！好き！！お兄ちゃんって呼ばれて嬉しい！！」←
彼白華「愚兄…」
鶴丸「罵りもいい！！」←
これはもう手遅れだろ。
彼白華「…………貞」
私は咄嗟に、背後の角にいた貞に助けを求めた。
太鼓鐘「あ、見つかってた？」
彼白華「ああ、この気持ちの悪い愚兄を何とかしてくれ…」
太鼓鐘「えー…無理じゃね？」
鶴丸「お兄ちゃんって呼んで。」←
彼白華「まだ言うか。もう呼ばない。」
鶴丸「何故だァァ！！」
彼白華「貞、案内してくれ。」
太鼓鐘「おう！俺に任せろ！！」
私と貞は、鶴丸を無視してスタスタと歩き始めた。
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せりりん(プロフ) - 貞ちゃんかわゆす(*´ω｀*) (2019年6月24日 17時) (
レス) id: 60b1ee46a3 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 睦月さん» コメありがとうございます！ｱ"ｱ"ｱ"！！貞ちゃんいいですよね！可愛いですよね！ありがとうございます！！ありがとうございます！ (2017年8月4日 1時) (レス) id: 9d14931648 (このIDを非表示/違反報告)
睦月(プロフ) - あたしは貞ちゃんが大好きなので個人の貞ちゃんの小説、とっても嬉しいです！！更新、頑張ってください。応援しています！！ (2017年7月29日 4時) (レス) id: 338015812f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず | 作成日時：2017年7月17日 3時
