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拾話 ページ11

法条side


法条「桜門、来い。」

はーーー終わったーー…やっと姉さんに会える!

法条「姉さん!ただいま帰り……ま…した…?」
エンリ「おかえりクダリ〜あなたのお姉さんなら今物怪庵にいるみたいよ〜」
法条「………え」

ミクズ「物怪庵で待っているとのことです。

…………イツキ殿のことですから何も問題は無いとは思いますが物怪庵はあの立法の管轄…もし立法が来ていたら……」

……ミクズが限界じゃないか

ライ「さっきからこの調子でこっちが疲れる。ついでに連れてってくれ。」

法条「えええ…」
エンリ「じゃあ全員で行く?」
法条「物怪庵のキャパ超えるだろやめてやれ」
ライ「俺は遠慮しとく。」
エンリ「ライったら相変わらずねぇ〜」
ライ「うるさいアバズレ」
エンリ「アバズレ?!私よりもミクズのほうがアバズレじゃないー!」

どっちもどっちだろ…

ミクズ「立ち居振る舞いの上品さが足りないのですよ貴女には」
エンリ「でもその立ち居振る舞いだって男落とすためでしょ?_」
ミクズ「………昔の話です。」

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作者名:あんず | 作成日時:2019年12月8日 19時

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