青春学園の甘えん坊 (ページ6)

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お話し（06）ページ6

(青学の教室にて)
国光君、教室の飾り付けさ。絵に描いてみたけど、どうかな？
手塚「いいと思うぞ。」
本当。あとは、お菓子の材料を買って来て。家庭科室を貸してもらえるから、何を作ろう。
女「吹雪ちゃん。私は、ケーキがいいと思う。」
ケーキ、いいね。いろんな、種類があるから。
男「クッキーとか、作り置きできるのはどうかな。」
あ、いいね。
菊丸「吹雪～楽しそうだね。」
あ、菊丸君。

菊丸「何してるの？」
今、何を作ろうか悩んでたの。
菊丸「吹雪が作る、お菓子は美味しいからな。」
そうだ、いろんなお店を見に行けばいいんだ。
菊丸「1人で？」
ううん、いい人がいる。
(電話をかける)
あ、もしもし。柳生君、少し聞きたいことがあるんだけど。
柳生「ええ、大丈夫ですよ。」
今日の放課後空いてるかな？実はね、文化祭で出すお菓子が決まらなくて。お店を見に行きたいんだけど、一緒に行ってほしいの。

柳生「いいですね。放課後は、空いてますし。」
本当、ありがとう。
柳生「では、放課後。迎えに行きますので、門の所で待っていてください。」
分かりました。
(電話をきる)
菊丸「吹雪、どうして柳生なの？」
柳生君は、いろいろと詳しいから。それに、少し話してみたいなと思ったから。
菊丸「むむ、ライバルの予感。」
不二「英二、こんなとこにいたんだ。」
あ、周助君。
菊丸「不二～、聞いてよ。」

手塚「騒がしいぞ、菊丸。」
菊丸「だって、吹雪が。」
え、私？
不二「僕は、辛いものがいいな。」
大丈夫、考えてあるから。明日、作るから食べてみてよ。
不二「楽しみにしてるよ。」
菊丸「あ、不二ずるいぞ。俺は、クッキーがいい。」
分かった、作ってくるよ。国光君は、何がいい？
手塚「そうだな、あまり味の濃いものじゃあなければ。なんでもいい。」
うん。
手塚「それと、吹雪。」
うん？
手塚「飾り付けなんだが、ここに何か欲しいと思わないか。」
そうだね、少しかんがえるね。