青春学園の甘えん坊

お話し（38） ページ38

皆んな、休憩だよ。
赤也「疲れたぜ。」
ふふ、お疲れ様。はい、タオル。
赤也「サンキューな。」
あ、あの。遠野さん、タオルと飲み物です。
遠野「お前、気が効くな。」
ありがとうございます(ニコ)
遠山「姉ちゃん、助けてや。」
どうしたの？金ちゃん。














遠山「ワイのタオルが、木に引っかかってしまったんや。」
結構、高い所にあるね。
遠山「どないしょう。」
よし、金ちゃん。私が、持ち上げるから。
遠山「姉ちゃん、頼むで。」
うん。持ち上げるよ。
遠山「ええで、姉ちゃん。」
(金ちゃんを持ち上げる)
どう？金ちゃん、取れそう？
金ちゃん「アカン、全然届いてないわ。」














丸井「吹雪の身長じゃあ、足りないだろ。」
私より、大きい子……長太郎君、いないもん。
丸井「怒るなよ、吹雪。」
遠山「姉ちゃん、どうするん？」
背の高い人いないかな？
遠野「何をしてるんだ。」
あ、遠野さん。タオルが、木に引っかかって取れないんです。
遠山「姉ちゃんに持ち上げてもらったけど、届かなかったんや。」
遠野「吹雪、こっちに来い。」
分かりました。
















(遠野さんが、吹雪を持ち上げる)
え、あの。遠野さん。
遠野「届くか。」
あ、はい。タオル、取れました。
遠野「お前、軽いぞ。」
そうですか？金ちゃん、タオルどうぞ。
遠山「ワイのタオル。」
赤也「丸井先輩。」
丸井「なんだ？赤也。」
赤也「今の、真田副部長達が見たらどうなりますかね。」
丸井「そうだな。怒るかもな。」















君島「ここも、休憩に入りましたか。」
あ、君島さん。
君島「あちらの方で、休憩しませんか？」
赤也「いつの間にか、皆んないるんだけど。」
丸井「かき氷、食べてるぜ。」
君島「今日は、暑いですからね。お昼も、準備できていますよ。」
遠山「姉ちゃん、行こう。」
あ、金ちゃん。走ると危ないよ。
赤也「流しそうめんしてるぜ。」
もう、赤也君も走らない。

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