お話し(28) ページ28
山が近いでかな?風が気持ちいいな。もう少し、走ろうかな。
うん?ボールが、転がってる。誰か、テニスしてるのかな?念のため、拾っとこ。
(5分後)
よし、これで終わった。でも、誰がやってるんだろうな。
まあ、いいか。それにしても、風が気持ちいいな。走りやすいな。
(吹雪が走っていると、前からボールが飛んできた)
うわぁ!(ドテ)痛、足捻ったかも。どうしょう。
?「すまない、大丈夫か。」
あ、えっと。越知さんですよね、大丈夫です。
(立とうとする)
う……痛い。
越知「俺のテニスボールが、当たったようだな。」
すごい、早いボールでした。
越知「………動くなよ。」
え、あ。
(吹雪を抱き抱えた)
あ、あの。大丈夫なので、おろしてください。
越知「………怖いか。」
いえ、怖くはないです。ただ、恥ずかしいです。
越知「合宿場まで、戻るぞ。」
えっと、すみません。
(合宿場の休憩スペースにて)
越知「足、見せてみろ。」
あ、はい。
(足を見せる)
少し、赤いですね。
越知「すまなかった。」
いえ、謝らないでください。私の不注意だったので。それに、越知さんは運んでくださったおかげで。さっきより、痛くないですから(ニコ)
越知「そうか。」
はい。
越知「痛みが酷くなったら、すぐに言え。」
はい。
(そう言って、どこかに行ってしまった)
柳「吹雪。」
あ、蓮二君。
柳「足、怪我をしたのか。」
少し、捻ったの。
柳「そうか。なるべく、動くなよ。」
分かってるよ。
柳「お前が、怪我をすると俺は。」
蓮二君?
柳「あまり、無理はするなよ。」
うん。
柳「夜部屋に来るのか?」
駄目かな?
柳「あまり、遅くなければよい。」
やった。
柳「しかし、他の男に触れられたくはないな。」
あ、もしかして見てたの。
柳「ああ。」
私も、少しビックリしたよ。2m超えてると、少し怖かったけど。優しい1人だったよ。
柳「そうか。」
もしかして、妬いた?
柳「妬いたと言ったら、どうする。」
大丈夫だよ、私は蓮二君の隣にいるから。安心してほしいな。
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和田 - 作者の和田です。コメントなど、感想なんかありましたら。気楽にコメントしてほしいです。 (2022年6月5日 0時) (レス) @page30 id: c3f81cb62e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和田 | 作成日時:2022年3月19日 13時