青春学園の甘えん坊 (ページ25)

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お話し（25）ページ25

(文化祭が終わって、数日後)
あ、電話だ。お父さんからだ、なんかあったのかな？
もしもし(電話に出る)
父「ああ、吹雪か。」
うん。
父「お前に、伝えることがあってな。」
なんですか？
父「前に話したことがあると思うが、私が設計した施設が完成したんだ。」
確か、近くに山があって。そこも、使えるんだよね。
父「そうだ。」
自然の中で、テニスいいかも。

父「それでだな、今度の休み。他校の学校も呼び、合宿してもらおうと。」
いきなりですね。
父「それぞれの監督には、話をしてある。跡部君にも、話はしてある。」
そうなんですね。
父「今回の合宿は、U-17の高校生達も参加する。」
え、高校生も。私、会ったことない。
父「私も、様子を見に行くから安心しなさい。」
分かりました。
父「では、楽しみにしている。」
はい。
(電話を切る)

U-17……どんな人達だろう。
竜崎「お、吹雪来たな。話は、分かるな。」
はい。
大石「監督、話ってなんですか。」
竜崎「今度の休み、合宿することになった。場所は、皆も知っていると思うが。」
私のお父さんが建てたとこです。
桃城「まじか。あの、最新型を取り入れた所スね。」
そんなに、すごいんだ。
竜崎「高校生達も参加するそうだ。」
私、高校生達知らない。
乾「大丈夫だ、ここにデータはある。」
さすが、乾君。
竜崎「各自、準備をしておくように。」

不二「吹雪、なんか楽しそうだね。」
うん。高校生のテニス見てみたいから。
リョーマ「先輩の親、何してる人なんスか。」
簡単に言うと、いろんな物を建てたり。海外に行って、なんかしてる。
桃城「なんかて、なんスか。」
私も、よう分からない。
不二「山か、手塚良かったね。」
手塚「そうだな。」
データを見たけど、身体高い人いる。それに、本当に高校生なのか疑うよ。
リョーマ「そうスね。」
弦一郎君と蓮二君に会えるのは、いいけど。
菊丸「吹雪、柳の呼び方変わってる。」
うん、変えたの。
不二「どうしてなの。」
それは、秘密。