青春学園の甘えん坊 (ページ23)

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お話し（23）ページ23

そろそろ、花火が打ち上がるね。
柳「そうだな。」
幸村「３人とも、ここにいたんだ。」
あ、幸村君。
幸村「2人とも、吹雪に伝えたんだね。」
真田「やはり、分かるか。」
幸村「2人の顔が、変わったからね。」
柳「精市。1人なのか？」
幸村「赤也達もいるよ。」
あ、本当だ。

赤也「吹雪先輩。先輩の好きな物、買ってきたス。」
ふふ、ありがとう。りんご飴、好きなんだ。
赤也「俺は、吹雪先輩の方が好きスよ。」
ありがとうね。
リョーマ「吹雪先輩。」
あ、リョーマ君。
リョーマ「一緒に花火見ますよ。」
赤也「俺達と見るんだ。」
菊丸「おチビ、負けるな。」
あ、菊丸君。
幸村「青学、そろったみたいだね。」
大石「2人とも、喧嘩は駄目だぞ。」
柳生「そろそろ、始まりますよ。」
赤也君、リョーマ君。静かにね。

(花火が打ち上がる)
すごい、綺麗。
真田「跡部にしては、なかなかだな。」
柳「吹雪。」
うん？
柳「今度は、２人で観れるといいな。」
ふふ、そうですね。
赤也「あの、花火大きいな。」
そうだね。国光君、国光君もう少し前においでよ。
手塚「大丈夫だ。」
本当？
手塚「ああ。」
不二「吹雪が、言ってるんだし。前に行けばいいよ。」
おいでよ、国光君。

花火、綺麗だね。
手塚「そうだな。」
国光君、文化祭お疲れ様。
手塚「吹雪もな。」
国光君のおかげで、いい思い出になったよ。
手塚「そうか。」
うん。
手塚「真田と柳は、いいのか。」
2人には、少し待っててもらってる。今は、国光君と話したいから。
手塚「お前は、優しいな。」
私は、皆んなといると楽しいし。国光君とも、仲良くなれたし。皆んなの方が、優しいよ。
不二「吹雪は、皆んなから愛されてるんだよ。」

うん、嬉しい。
菊丸「皆んな、吹雪が大切なんだよ。」
ふふ、ありがとう。
大石「吹雪、呼んでるぞ。」
あ、赤也君が呼んでる。
不二「行っておいでよ。」
うん。皆んなと花火見れて、良かったよ。