青春学園の甘えん坊 (ページ18)

今日:2 hit、昨日:40 hit、合計:6,915 hit

お話し（18）ページ18

(次の日)
昨日は、楽しかったな。午前中は、国光君と周れるな。国光君、どこだろう？
手塚「遅れてすまない」
ううん、大丈夫だよ。どこ行こうか。
手塚「お前の好きな所でいい。」
昨日、行ってみたい所あったから、そこ行ってもいいかな。
手塚「ああ。」

手塚「ここは、空き教室。」
国光君。
手塚「なんだ。」
国光君、疲れているでしょう。文化祭の準備、忙しかったから。
手塚「そんなことは、ないぞ。」
私には、分かるよ。私じゃあ、頼りないと思うけど。私なりに、できることはするからさ。たまには、頼ってほしいな。
手塚「吹雪。」
ここは、誰も来ないからさ。少し、休んでほしいな。
(そう言って、国光君を抱き寄せる)
あまり、無理をしないでほしい。

膝枕て、なんか安心するよね。
手塚「お前だからだ。」
ふふ。私ね、国光君と2人きりの時。普段見ない、国光君が見れて嬉しい。たまには、私に甘えてみてよ。
手塚「考えておく。」
見て周るのもいいけど、ゆっくりするのもいいよね。
手塚「吹雪。」
うん？
手塚「お前に伝えたいことがある。」
なんでしょうか。
手塚「お前は、どんな時も一生懸命動いていて。皆んなの役にたっている、だが無理をしている時がある」
国光君、気付いてたんだ。

手塚「お前と一緒にいると、謎の気持ちが現れるようになった。」
うん。
手塚「その、気持ちがようやく分かった。」
うん、国光君。
手塚「俺は、お前のことがす(ドン！)」
え、何？
手塚「廊下に誰かいる。」
(そう言って、扉を開ける)
あ、桃城君とリョーマ君。それに、周助君も。
手塚「お前たちは、何をしていた。」
桃城「俺達は、何もしてないスよ。」
不二「２人が、手塚と吹雪がこの教室に入るのを目撃して。うろうろしていたから、声をかけただけだよ。」
リョーマ「急に声をかけないで、ください。」
桃城「いい所だったんすよ。」