青春学園の甘えん坊

お話し（７） ページ8

大石君、買ってきたよ。
不二「お帰り、吹雪。」
ただいま。
越前「遅いすよ、先輩。」
ごめんね。
手塚「午後の練習を始める。」
分かりました。私、荷物しまってきます。
(部屋に向かう)
早く行かないと。










赤也「丸井先輩、避けないでくださいよ。」
この声、赤也君？
丸井「遅いな。」
何してるんだろう？
(声のする方へ、向かう)
何してるの、赤也君。
赤也「あ、先輩。来たら、駄目す。」
え？
(バッシャ！)
水？
赤也「先輩、大丈夫すか。」
大丈夫だよ。
丸井「赤也、酷い〜。」










赤也「な……。」
どうしたの？
丸井「服が。」
服が、どうしたの？
真田「何を騒いどる。」
あ、弦一郎君。
真田「今すぐ、着替えに行け。」
分かったよ(クッシュン)
真田「少し、我慢しろよ。」
え？あ、弦一郎君。
(弦一郎は、吹雪をお姫様抱っこして運ぶ)
赤也「真田副部長、すげ。」













あ、ジャージない。
弦一郎「忘れたのか。」
部屋に置いてある。
弦一郎「なら、俺のを貸す。」
大丈夫だよ(クッシュン)
弦一郎「駄目ではないだろう。」
(部屋につく)
弦一郎「とりあえず、俺のジャージに着替えろ。」
うん。
弦一郎「俺は、外にいる。」
分かった。
(服を着替える。)
大きいな、服。着替えたよ。









弦一郎「大きいな。」
大丈夫、暖かい。
弦一郎「まだ、髪が濡れている。ここに、座れ。」
ふふ、ありがとうね。
弦一郎「吹雪が、風邪をひいたら困る。」
柳「吹雪、大丈夫か？」
あ、柳君。
柳「赤也達から、話は聞いた。寒くは、ないか。」
うん、暖かいよ。
弦一郎「ふけたぞ。」
ありがとね。あ、2人とも見て。
弦一郎「なんだ？」
お化けだぞ〜食べちゃうぞ(ガォー)














弦一郎「何をやっておる。」
お化けの真似。
柳「可愛い、お化けだな。」
えへへ。
弦一郎「吹雪は、そろそろ戻れ。」
そうだ、マネの仕事。
柳「赤也達には、話を聞いておく。」
じゃあ、また後でね。弦一郎君、ジャージありがとうね。

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