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191＊侑李side ページ42
叫ぶまりかを背に
何も言わずその場を離れた。
舞台袖に着くと、Aがペタンと
力が抜けたように座っている。
侑李｢A…………｣
彼女の腕をそっと掴み、
ゆっくりと立たせて顔を覗くと
目が滲んでいる。
A｢…………侑李くん、、｣
今にも泣き出してしまいそうなAを
引き寄せて、ぎゅっと抱きしめる。
侑李｢ごめん、不安な思いさせて……
怖かった？｣
A｢…………うん。
怖かった。すっごく、すっごく、怖かったよ。
でも、信じて良かった……｣
侑李｢当たり前でしょ。
もしAが離れても、僕が離さないから。｣
僕の肩に顔をうずめるAの頭をそっと撫でた。
続く (更新停止中)
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作者名：MaChi | 作成日時：2019年3月14日 2時
