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ダメだ。さっきの事が気になって映画に集中できない。
あまり深い意味は無い……よね?
不意に隣を見ると、
スクリーンをじっと見つめて映画に集中する彼が目に映った。
うん、気にしすぎ。気にしすぎ。
そう思ってスクリーンへ視線を戻そうとしたその時
涼介くんと目があった。
あ、どうしよう。
気まずくなった私は慌てて視線を前に戻した。
けど、この一瞬を彼が見逃してくれることはなく
涼介「なに見てたの?」
気づいた時には、涼介くんの顔が耳元まで近づき
私をいじめるように、そう囁いていた。
A「なっ、なんでもない!」
涼介「なんでもないわけないじゃん。」
この距離で話すなんて、こんなの恥ずかしすぎる…
A「……映画館だから静かにしないとダメだよ。」
涼介「じゃあ、、後でゆっくりね。」
涼介くんは静かに笑みを浮かべると
何事もなかったかのように最後まで映画を見続けていた。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
1ヶ月以上更新できなくてすみませんでした!
書きたい気持ちは山々なのにどうも上手く進まず……
こんなに期間が空いても
読みたいと思ってくれる人がいてくれたら
幸せです。
しおりを外さずにいてくれた皆様、ありがとうございます!!
また期間が空くかもしれませんが、
この作品は必ず完結させる予定なので
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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作者名:MaChi | 作成日時:2018年9月12日 13時