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侑李「腰抜かしちゃった?」
外に出た途端、私の体は力が抜けてストンっと
腰が落ちてしまった。
A「もう!侑李くんのバカ!
すっごく怖かったよ!(泣」
侑李「ごめん、ちょっといじめすぎちゃったね。笑 立てる?」
そう言いながら、手を差し伸べる彼。
自然と繋ぐ手は、まるでカップルのようだと
勝手に頭の中で変換してしまう。
A「もう二度と入らない…」
侑李「機嫌直してよ。最後の乗り物はAが決めていいからさ。」
本当!?なんてすぐに釣られてしまうのが私の性格。
怖い思いをさせられたのに、
侑李くんの一言で機嫌が直るんだから
単純な女としか言いようがないです。
でもね、最後の乗り物は決めてたんだ。
遊園地の最後といえば、やっぱりあれでしょ?
A「うわっ!綺麗!宝石箱みたい……」
そう、観覧車。
沖縄では見られない景色にみとれてしまう。
侑李「うん、綺麗だね。」
向かいに座る侑李くんも景色を眺めているみたい。
A「建物がいっぱいあるよ!…………
ふふ、なんか不思議だね。
こんなに広くて、たくさん人がいる中から
侑李くんとお隣さんになっただなんて。」
侑李「そうだね。
僕はAに出会えて良かった。」
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作者名:MaChi | 作成日時:2018年9月12日 13時