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ゴトゴトッ
椅子がひかれると目の前に座る結衣の隣には
今にもオムライスに飛びかかりそうな男の子が。
「うっまそ〜!これがかの有名なオムライスか!ヤバい、山田!俺も食べたくなっちゃった!」
おー、物凄く元気いっぱいな人だな。笑
宝物を見つけたような瞳を輝かせながら、無邪気な笑顔で山田くんに視線を送ると
涼介「お前、まずは自己紹介だろ。どんだけオムライスが好きなんだよ。笑笑」
「あー、そうでした!俺は山田と同じ学科の有岡大貴!オムライスには目がないもんで…笑」
結衣「有岡くん?よろしく。オムライスそんなに好きなんだ笑 このオムライスすんごく美味しいよ!
あ!そうだ!涼介達お昼まだ?
ここの席空いてるから一緒に食べようよ!」
有岡「え!いいの!?食べる!食べる!
いいよな?山田!」
涼介「俺はいいけど…Aちゃん、大丈夫??」
A「私は、うん!全然大丈夫だよ。」
有岡「やったーーー!ありがとう! …あれ?」
A「ん??」
有岡くんは目を丸くしてさっきの結衣と同じように私の手元を見たまま固まっている。
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作者名:MaChi | 作成日時:2018年8月13日 1時