キミのSUPERMAN * Y.C (ページ5)

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涼介｢ん？おーー！結衣！｣

遠くの彼に、結衣の声はすぐに届いたらしく、眩しい笑顔を放ちながら男の子が3人こちらに歩いてきた。

結衣｢久しぶりだね。｣

涼介｢うん、久しぶり。俺ら大学入学して会うの初めてじゃね？笑｣

結衣｢うん！そうだね！初めてだ！笑

どうぞ高校に引き続き、大学でもよろしくお願いします。｣

結衣はふざけるように背筋をピンと伸ばし、どこかのお偉いさんにでもするかのように頭を下げた。

涼介｢フッ、なんだよそれ笑笑うん、まぁ、これからもよろしくな！｣

結衣のお友達？なんて思って、じーーーっと涼介さんを見ているとふと彼と目が合った。

涼介｢ん、？あ、初めまして。結衣とは高校からの友達で。山田涼介です。よろしくね？｣

A｢結衣とは大学に入ってから知り合いました。AAです。よろしくお願いします。｣

涼介｢Aちゃんか。うん、よろしく。｣

なんなんだ、この王子様のような微笑みは…
誰が見ても美しいと思える顔立ちに微笑まれて胸が一瞬ドキンとしてしまった。