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ずっと近道を使っていたから、この道の景色は新鮮だ。
A「侑李くんは、いつもこの道から帰るの?」
侑李「うん。男の僕でもあの道はなんだか避けたくなるんだよね。いかにも危ない道ですって感じじゃない?」
A「そうかな〜? あ!でも、侑李くんなら可愛いから連れていかれそうかもね!笑」
侑李「まぁね、僕可愛いから。」
お、侑李くんがまさかの乗ってきたよ。
A「…………侑李くん、そんなノリも言うんだね笑」
侑李「僕のこと今までどんなふうに見てたの?笑」
A「んー、そうだなー。人見知りでゲームが好きな可愛い男の子かな?笑」
ちょっと極端すぎた?笑
でもこんなに話すだなんて本当に思ってなかったもん。
侑李「なにそれ、小学生じゃん。笑
まぁ、でも僕が頼めば涼介も大貴も聞いてくれるし、可愛いってとこは正解かな?」
首をコテンと傾けるその仕草さえも可愛いと思ってしまっている私は、すでに負けてしまっているのではないか…?
満足そうに笑う侑李くんを見て、悔しいことにも彼は自分の可愛さを自覚してるのだろうと感じた。
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作者名:MaChi | 作成日時:2018年8月13日 1時