case.142「オープンパーティー」 ページ47
▼A
土曜日の夕方、探偵事務所の下で合流した。
『子どもたちも招待されたの?』
諸「やっぱりこの前来てた人たち皆 招待されたんだ」
蘭「そうみたいです」
『園子ちゃん、まだなの?』
蘭「もう家は出たって連絡はきたけど…」
毛「つーかこの車、そんなに乗れねーぞ」
降「あぁ、大丈夫です。高尾とAちゃんは僕の車でついていきますから」
『…』
園子ちゃんを待ってる間、隅っこで話し込んでるコナン君と哀ちゃんに声をかけた。
『ねぇ、ちょっと思ったんだけど…原さん、組織にいたって可能性はないかな?』
コ「あぁ、俺らもそのことで話してた」
哀「可能性はあるわね。彼らは以前から、政財界や医学会、科学会で有望な若手を引き入れてるわ」
コ「じゃぁ、大木さんは」
哀「少々力不足だけど、若い頃ならね。いずれにしても、組織を抜けようものなら容赦なく死の制裁が待ってるわ。私や、あなたを殺そうとしてるようにね」
『…』
それは身をもって体験した。
だから、今組織に潜入中の零とヒロが心配…。
園「はーい、お待ちどうさま」
蘭「園子!どうしたのその髪」
園「イメチェンよ!彼女に習ってウェーブかけたのよ。どう?似合う?」
『…』
シェリーに似てる。
髪型だけでもこんなに似るんだ。
降「それじゃぁ、行きますか」
蘭ちゃんたちとは別に、零の車に乗り込む。
『なんで私もこっちかなぁ…』
降「万が一に備えてだ」
諸「奴らが接触してきたとき、俺たちといたほうがいいでしょ」
『いない方がいいと思うんだけど…』
▼松田
松「チッ…なんで会場に入れねぇんだよ」
ツインタワービルに来たはいいものの、会場へ入ることを断られ、
渋々、一課は下の駐車場で待機することになった。
伊「常盤さんに断られた以上、俺たちはここで待機するしかねぇよ。あとは、なにも起こらないことを祈るだけだな」
松「なにも起こんねぇといいがな…」
伊「まぁ、Aにはゼロと諸伏がついてんだ。大丈夫だろ」
松「…」
いざって時は頼むぜ、ゼロ。
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やっち(プロフ) - こんにちは。両方って無いですかね? (2022年10月24日 4時) (レス) @page33 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
降谷の嫁。。(プロフ) - 更新待ってまーす^_^ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 972de952e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2022年7月14日 18時