4つ下の同期【ハロウィンの花嫁】

case.16 ページ17

*A



次のことに移ろうとした時、佐藤刑事の電話がなった。


佐「！…もしもし」

＜「松田に代われ」

佐「そのまえに千葉くんの声を聴かせて」

＜「松田に変わるのが先だ。グズグズしているとこの刑事の声が一生聞けなくなるぞ」

佐「っ…」

高「もしもし」

＜「これからしばらく言う通りに動いてもらう。すぐにミヤシタパーク前へ向かえ。また連絡する」

高「行こう」

風「君たちは面が割れている可能性がある。尾行には公安の人間を使う。高木刑事以外は、離れたところでモニターで確認を」


そう言い残し、風見さんは一足先に立ち去った。












風「どうだ。不審な者の動きはないか」


張り込みは公安の人たちで、私達は少し離れたところにワゴン車を止めモニタリングする。
風見さんたちがモニターに集中してる中、こっそりワゴンの後方からコナンくんと出てそこからモニターを確認する。

すると、三方からカボチャの被り物を被った人が大勢現れ高木さんを取り囲む。
そしてお菓子を撒き散らし現場を混乱させた。


『！』


コナンくんと駆け出し現場に向かう。
辺りを見渡すがカボチャマスクや子どもたちで人がすし詰め状態だ。


コ「東條刑事、あそこ！」


コナンくんの指す方には扉の奥に進む数人のカボチャマスク。
それを追いかけた。

地下鉄の更に奥の扉へ進むカボチャマスク。ひとりが残って被り物を外すと
コナン君が瞬時に眠らせた。



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