case.15 ページ16
*A
風見さんに呼ばれ、私たちは地下の会議室に集まった。
こんなところあったんだ…、さすが公安。
佐「それで、こんなところに集めてどうしようっていうの」
風「情報交換だ」
佐「へぇ、フルヤと言う男に会わせてくれるの？」
風「いや、それは無理だ。彼は今、隔離された施設にいる。首に爆弾をつけているから」
「！」
そのまま本題に入る風見さん。
前方の画面に映し出されるパソコンの画面に男の写真が映った。
風「先月、君たちが逮捕した爆破犯が何者かの手引に寄って逃走した。降谷はこの男を追跡中、何者かに襲われ首輪型の爆弾をつけられた」
高「それで、その逃走した男は」
風「降谷がつけられた同型の爆弾が爆発し、死亡した。一連の動きは何者かによる罠だと見ている。降谷をおびき出すための」
『…、』
きっと、あの時のマスク。
でも、殺すつもりならなぜその場でやらなかったんだろうか…、
私と接触したときも、わざわざ爆弾をつけようとしてた。
目「一体なにものなんだ。君らは突き止めているんだろう」
風「正体不明の殺し屋だ。性別、年齢、国籍全て不明。世界中で活動しているが拠点はロシアで"プラーミャ"という名で恐れられている」
コ「プラーミャって、ロシア語で炎って意味だよね？その人の爆弾って、爆発するとどんな感じになるの？」
机の影に隠れていたコナンくんが姿を表し、風見さんは彼をみやる。
風「その少年も連れてきたんですか」
『怪しげな爆弾を2度も目撃したんです。連れてきたほうが早いでしょ』
風「、…」
コ「で、どんな感じなの？」
風「燃焼力、爆破力共に非常に強い。液体が混ざりあった瞬間に爆発し一気に燃え広がる」
コ「プラーミャは降谷って人の消息を知ってたから、きっと松田刑事の殉職も知ってるんだろうけど…、ねぇ東條刑事は降谷って人の同期でしょ？同期の内4人は亡くなってるんだよね？松田刑事と萩原刑事は爆弾処理中に、伊達刑事は交通事故…、諸伏って人は？」
『…』
コナンくんの質問につい顔が強ばる。
何も答えられず、風見さんに目を向けると代わりに答えた。
風「申し訳ないがそれは極秘扱いだ」
佐「相変わらず秘密主義なのね」
風「これだけは言える。今回の事件とは無関係だ」
佐「それを信じろと？」
目「まぁ待て。今は千葉くんの救出が最優先だ」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2427人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明里香(プロフ) - 24話、発泡じゃなくて、発砲です。 (2022年6月15日 22時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
黒川朱梨(プロフ) - ハロ嫁1回見たけどまた見たくなって6月4日に友達とまた見に行く〜 (2022年5月27日 20時) (レス) id: 797f69dd21 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - めっちゃ最高でした！警察学校時代の話も書いてほしいです！ (2022年5月21日 23時) (レス) id: eeb1c37571 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 間違ってたら申し訳ないです！6話目のとこ電話じゃなくて電波じゃないですか？(-ω-?)映画だと電波って言っていた気がしたので､気になってしまいました。 (2022年5月9日 9時) (レス) @page7 id: 0ebb2ff8a9 (このIDを非表示/違反報告)
しゃぼんだま(プロフ) - 柚さん» ありがとうございます！書けたら他の映画とかも書こうと思います！ (2022年5月9日 3時) (レス) id: c5bc469cff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：妄想たのしい | 作成日時：2022年5月6日 6時
