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2つの毒 ページ19

◆A




堕「どいつもこいつも死になさいよ!」


帯鬼の帯が伸びてくる、直後、雷の音と共に善逸が帯鬼に斬りかかった。


伊「みみず女は俺と寝ぼけ丸に任せろ!お前らはそのカマキリを倒せ、分かったな!」

炭「気をつけろ!」

煉「俺も加勢しよう!宇髄、頼んだぞ」

宇「おう!任せろ」

煉「…」

『…』


煉獄さんと目が合い、フッと口角を上げると
煉獄さんも同じようにし、善逸たちの方へ向かった。


妓「妹は殺らせねぇよ。お前らの喉笛も掻っ切ってやる!」

炭「!」


鎌鬼は炭治郎に詰めると鎌を振り上げる。
避けきれなかった炭治郎を宇髄さんが掴み後ろに放り投げると同時に鎌鬼の右手を切り落とす。


妓「…っ!?(再生が…っ)」


宇髄さんとふたりで鎌鬼に斬り掛かる。
何度か掠めるも、頸まで刃が届かない。
それに加えて上から無数の帯も伸びてきた。


妓(あの半鬼の鬼狩りに斬られたところだけ再生が遅い…なんでだ!あの半鬼の刀、最初は刃がなかったはずなのに今は赤く染まってやがる…、そうか…さっき手を切った時に自分の血を刀に染み込ませたんだな…!これがあいつの血鬼術か…!)


また宇髄さんの黒玉が爆ぜた。


妓「っ……死にやがれ!」

『っ!』

宇「っ…(早い…本当にカマキリみたいなやつだ。なんだこの太刀筋は!Aがいるから立ち回れてるが俺ひとりじゃギリギリだぞ…!) くそっ!」


飛んできた血鎌は炭治郎が防いでくれた。


宇(あいつやべぇな…戦ってるのが不思議なくらいだ。止血はしてるようだが、肩の傷が深い。Aもやばい…あいつも毒をくらってる。どういう訳か毒の回りは遅せぇ見てえだが負った傷が回復出来てねぇ。

俺が毒を食らったばっかりに…)


すると、屋根の上からクナイが無数に飛んできたひとつが足に刺さった。


『っ…!?』


足に力が…、鎌鬼の毒が回ってきた?

いや、鎌鬼もひとつ頸に刺さってる。
宇髄さんが斬った足の再生が出来てないし普通のクナイを無闇に打っても意味が無い。
ということは、クナイには鬼に対する毒か何かが塗られてた。

厄介だ。
鎌鬼の毒は人間の血に反応して、クナイの毒は鬼の血に反応している。

どっちも避けられなかった自分が悪い。
くらいつけ…手を止めるな……!


『っ!』


鎌鬼の頸に向かって思い切り刀を振るった。



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紫華 - 終わり方がいいですね‼︎続き楽しみに待ってます! (8月24日 9時) (レス) @page28 id: 7aa6fe7fca (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (5月19日 17時) (レス) @page26 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (2023年4月10日 3時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2023年1月3日 18時

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