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上弦の陸 ページ17

◆A


「泣いてたってしょうがねぇからなぁ…頸くらい自分でくっつけろよなぁ…」

宇「!」

「おめぇは本当に頭が足りねぇなぁ」

堕「ひっ、ぐ」

『頸を切ったのに…』

煉「厄介だな」


再び宇髄さんが仕掛けるが鬼の攻撃をくらった。


『宇髄さんっ』

妓「いいなぁ…いいなぁお前ら…肌もいいなぁ、シミも傷もアザもねぇんだなぁ。肉付きもいいなぁ、俺はぁ太れねぇんだよなぁ……死んでくれねぇかなぁ、そりゃもう苦しい死に方でなぁ…!」

堕「お兄ちゃん、こいつらだけじゃないの!あたしを焼いた奴らも殺してよ!あたしひとりで頑張ったのよ!それなのに寄って集ってあたしをいじめたの!」

妓「そうだなぁ…そうだなぁ、そりゃ許せねぇなぁ……俺の可愛い妹が足りねぇ頭で一生懸命やってるのをいじめるやつは皆殺しだ」

『…』

妓「取り立てるぜぇ、俺はやられたら分は取り立てる…俺の名は妓夫太郎だからなぁ!」


鎌鬼の投げた鎌は、近くに居た人に向かって飛んでいく。


『!』


近くに居たため、すぐさま反応して鎌を弾くが肩を掠めた。
飛んだ鎌は屋根を壊し戻ってくる。


妓「…お前傷の治りが早ぇなぁ…普通の人間じゃねぇなぁ…。半鬼だろ、お前…」

『…』

妓「そうか、やっぱりなぁ!他の人間とは違うと思ってたんだよ…!あの方が連れてこいって言っていた半鬼の鬼狩りってのはお前の事かぁ」


あの方…、鬼舞辻が私を連れてこいと…?


煉「この者は渡せない」

宇「どうしても連れてくってんなら、俺らを倒してからだな」

妓「いいぜぇ、だったら望み通り殺してやる!血気術…飛び血鎌!」


血が薄い刃のような形になり飛んでくる。
瞬間、宇髄さんが床に何かを転がすと足場が崩れ1階に落ちた。


宇「逃げろ!」

「は、はいっ」


残っていた人を逃がすと、血の鎌が方向を変えて飛んでくる。


宇「チッ」

煉「どうやら操れるようだ。相手に当たるまで飛んでくる」

宇「上にほとんど人はいねぇな」


再び宇髄さんが黒い玉を投げ、刀で上に飛ばすと爆発した。
そして1階に落ちてきた塊…


宇「ま、一筋縄には行かねぇよな」

妓「俺たちは…ふたりでひとつだからなぁ」



集結→←柱、ふたり



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紫華 - 終わり方がいいですね‼︎続き楽しみに待ってます! (8月24日 9時) (レス) @page28 id: 7aa6fe7fca (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (5月19日 17時) (レス) @page26 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (2023年4月10日 3時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2023年1月3日 18時

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