人生可も無く不可もなく*2*【名探偵コナン】

68、破滅の合言葉 ページ24

松田「おいA。」

A『何ですか、松田さん。佐藤刑事に玉砕しました？』←

松田「勝手にフラれたやつ扱いすんな。テメェ。」

何か、口を開けば皮肉と暴言でキャッチボールをしてる気がするよ、松田さん。
いや、キャッチボールできてるか定かじゃないけどさ。←

何故か何年たっても松田さんとの心の隙間が埋まらない。
不思議だなぁー。(棒)←

いや、荻原さんとかとは仲良いんだよ、これでも。

おい、嘘つけって思ったやつ正直に手あげろ。シバく。←



A『松田さん、前から気になってたんですけど。ホントに佐藤刑事と何にも無いんですか？』

私は、松田さんをじと目で見つめる。これ結構重要よ。

松田「……何もねぇよ。」

あ、プイッて目ぇそらされた。

照れてないし、ホントに何もないっぽいなぁ。

A『(てっきり佐藤刑事と付き合ってるのかと思ったんだけど。)』

………何、原作補正ってやつ？
佐藤刑事は、高木刑事とくっつく運命ってか??

松田「んでそんな事聞くんだよ。」

怪しむ目でジロっと睨まれる。きゃー、超悪人面だけどイケメーン。←


A『いやー、このままだと婚期逃しそうですから。松田さんは特に。』←

荻原さんと緑川さんは、爽やかイケメンですからね。どっかの不良警官と違って。←

鋭い視線に対し、ニヤッとした視線を返す。


A『……それに、今の生活がいつまでも続くとは限らないじゃないですか？』

一応私、悪人だし。と、笑って見せる。




きっと、

終わりはもう始まってるんですよ。松田さん。

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