#鬼を殺してみた2

蛇柱の継子 ページ5

カ「...ねぇ、あの子、誰？」


『えっ？ どこ？』


カ「蛇柱様の隣にいる...」


そこにいたのは、髪が短くて目付きが鋭い女の子。

かわいいよりもかっこいい感じです。

そして髪型が蛇柱様に似ていますね。

リスペクトしてるんでしょうか？


『...ちょっと、話してみる。』


カ「わ、私も行くっ。」


と、いうことで二人で来ました。


『...あ、あの〜...』


睨まれたァァァァっ！

ちょっと怖い、かも...です。


『えっと、お初お目にかかります。

私はA Aで

蛇「Aっっ！」

...は、はいぃっっ！！？』


どうしたんですかびっくりしましたよっ！！


カ「...Aは、私が守るから安心して。」


カナヲは警戒心の塊です。

だから強いんだと思います。


『...えーっと、蛇柱様...？』


蛇「...かわいい...(へにゃって笑う 」


ほんとにどうなさったんですかっ！？

手に持っているのは...お酒？

あ、酔ってらっしゃるのか！


？「師範、Aさんが困っています。

...私は伊黒 竜華(りゅうか)だ。

蛇柱様の継子。

A...そうか、霞柱様の...？」


あ、何もかもご存知で。


『はい、霞柱様の継子です。

で、こっちは蟲柱様の継子の栗花落カナヲです。』


カ「...継子同士、よろしくね...。」


竜「そうか、私以外にも継子が二人もいたんだな。

こちらこそよろしく頼む、栗花落さん、Aさん。」


『はい、よろしくお願いしま

有「A〜！」

...どうしたんですか有一郎様！？』


言わない。

普段の有一郎様はそんなこと言わないっ！


有「他の継子にも挨拶したのか〜、えらいぞ！」


そう言って私に抱きつきそのまま、


有「...スゥ...」


...寝ちゃいました。


『すいません、起こすのも悪いので寝室に寝かせてきます。』


カ「A、私が行こうか？」


『うぅん、いいよ。

ありがとう！』


カ「でもA怪我...」


『あ...いや、行ける。』


カ「...気をつけてね。」


ものすごく心配してくれました。


『分かった。

...ふっ！』


このまま、進めぇぇええええ！！！

有一郎様は割と小柄ですが、筋肉がすごくついているので重いんですよっ！


廊下に出て...しばらく進み...扉を開いて...布団の上に師範を


有「ん...A？ どうした...？」


と言いながら布団に押し倒されました。

床ドン...？


有「A...♡」

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