桜の時期は出会いと別れ【時透無一郎】 (ページ32)

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刀鍛冶の里編3 ページ32

無一郎side
時『ねぇそこの君。縁壱零式の鍵貸してよ』

小「鍵は渡さないぞ！」

時『なんで？僕には時間がないんだよ。早く』

小「時間がない？どういう事だよ」

時『刀鍛冶の里へ来てる間、鍛錬が出来ないでしょ。だから、縁壱零式で鍛錬したいんだよ』

小「どっか行けよ!!何があっても鍵は渡さない。使い方も絶対教えねぇからな！」

時『ふうん、いいよ。でも、この後どうなるか分かってるよね？』

　ｽｯ

　ﾄﾞﾝｯ

　ｸﾞｲ

炭「やめろーっ！」

炭「何をしているんだ！手を放せ!!手を…ぐっ」

時『君が手を離しなよ』

　ﾄﾞｸﾞｯ

炭「おえっ…」

時『すごく弱いね。よく鬼殺隊に入れたな…。ん？その箱、変な感じがする。鬼の気配かな…何が入ってるの？それ…』

　ﾊﾞｼｨ

炭「触るな」

時『…』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

時ﾋﾗｯ「！」

炭「大丈夫？」

時(とられた…)

小「はっはなせよ！」ﾄﾞﾝｯ

炭「目が回っているだろう。危ないよ」

小「あっち行け！」

小「だっ誰にも鍵は渡さない。拷問されたって絶対に。“あれ”はもう次で壊れる!!」

時『拷問の訓練受けてるの？大人だって殆ど耐えられないのに君は無理だよ。壊れるからな何？また作ったら？君がこうやってくだらないことをぐだぐだぐだぐだ言ってる間に何人死ぬと思っているわけ？』

炭
小(?!)

時『柱の邪魔をするっていうのはそういうことだよ』

時『ほら。鍵』

時『自分の立場を考えて行動しなよ。赤ん坊じゃないんだから』

　ﾊﾟｧﾝ

時『何してるの？』
－中略－←雑ですまん本当に

炭「俺たちはそれぞれの場所で日々戦って『悪いけど』

時『くだらない話につき合ってる暇ないんだよね』

　ﾄﾞﾝ