鬼殺隊柱合裁判1 ページ29
無一郎side
時『次はこう折って…』
霞「…出来た」
時『じゃ、飛ばしてみようか!』
それから紙飛行機を折り、
季節は夏、秋と流れた。
そして、1年が経過した。
霞の記憶障害は治らなかった。
前とは違う…感情のない人になってしまった。
隠「起きろ。おい起きろ。起き…やい!てめぇ!さっさと起きねぇか!」
隠「柱の前だぞ!」
男の子が起きる。
胡「あなたは今から裁判を受けるのですよ。竈門炭治郎君」
胡「では、これから裁判を始め「裁判の必要など無いだろう!」
煉「鬼を庇うなど明らかな隊律違反!鬼もろとも斬首する!」
宇「ならば俺が派手に頚を斬ってやろう。もう派手派手だ」
甘(えぇぇ…こんな可愛い子を殺してしまうなんて、胸が痛むわ苦しいわ)
悲「あぁ…なんとみすぼらしい子供だ。生まれて来たこと自体が可哀想だ」
時(何だっけあの雲の形。何て言うんだっけ)
霞「どうでもいい。ただ、鬼が関わるなら放っておけない」
悲「殺してやろう」
煉「うむ」
宇「そうだな、派手にな」
−中略−
御「炭治郎の話はこれで終わり。下がっていいよ」
胡「でしたら竈門君は私の屋敷でお預かり致しましょう」
炭「えっ?」
胡「はい、連れて行ってください!」
隠「前失礼しまァす!!」
御「では柱合会議を始め…「ちょっと待ってください!!」
炭「その傷だらけの人に頭突きさせてもらいたいです絶対に!禰豆子を刺した分だけ絶対に!!!」
炭「頭突きなら隊律違反にはならないはず…「黙れ!!黙っとけ!!」
炭 ビシ ビシ ビシィッ「はぶぇ」ドッ
時「お館様のお話を遮ったら、駄目だよ」ビキッ
隠「もっ申し訳ございませんお館様、時透様」
時「早く下がって」
御「炭治郎」
御「珠代さんによろしく」
炭「?!今、珠代さんの名前が…」
隠「お前もう黙っとけ!お前のせいで…グダクダ」
御「じゃあ、今から柱合会議を始めようか」
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作者名:こえさく | 作成日時:2021年4月18日 10時