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「 んぅ…… 、」
暖かいお日様の光。
お味噌汁の匂い。
伊「 あ。やっと起きた 」
寝起きでぼんやりとする視界の隅で動くキノコ。
返事もしないでぼーっとしているとだんだん近づいてくるその影。
気づくと目の前まで来ていて。
あ。挨拶とかするべきかな、
でも起き上がるの面倒くさいな、
なんて考えていたら
「 んぐっ、」
きゅっとつままれる鼻。
伊「 ふは、んぐっだって。」
けらけらと笑い出す伊野尾さんを横に、びっくりして起き上がる。
伊「 髪、やべー。ぐしゃぐしゃ 」
私の頭を指差してまた笑う。
「 …朝から腹立ちますね、」
いいじゃん寝癖くらい。
どうせ伊野尾さんも起きた時はぐしゃぐしゃだ。
絶対そうだ、あのキノコ。
伊「 ごめんごめん。ほら早くご飯食べな。」
そう言ってキッチンへと向かった。
お味噌汁ってことは朝は和食派なのかな。
.
まあ、どうでもいいけど。
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作者名:つむぎ . | 作成日時:2017年6月4日 19時