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ある日の学校。
何も事件はなく、平和な毎日を過ごしていた。
そんな授業終わり、椋木先生が声を荒げた。
椋木「ということです今日から1週間!放課後の掃除…三橋。お前がやれ」
こいつはなにを言ってるんだ。
しょーもないことだと思ったらほんとにしょーもないことで笑う。
こんなこと三橋くんがやるわけない、そう思っていたその時。
三橋「はい!!!」
元気にそう挨拶したのは他の誰でもない三橋くん。
意外すぎる結末に、クラス中どよめきを隠せずにいる。
椋木「あと!早弁したらグラウンド100周な」
三橋「はい!!!」
『早弁もやめるの…?』
なにか事情があるに違いない。
私はそう確信し、2人の会話を黙って聞くことにした。
椋木「あーなんだろー、俺、肩凝ってるわ」
三橋「揉ませていただきます!!」
次はなにが始まるんだと思っていると三橋くんに肩を揉ませる椋木先生。
椋木「あーいいわーさすがだわー力強いわー」
三橋「ぼく!椋木先生のことほんとに尊敬してるんで!なんでも言ってください!」
そういうと急に振り返りはじめた先生。
椋木「おい!やめろよ!尊敬とか!心にしまっとくもんだよそういうのは!まぁ、してるんだろうけど」
三橋「すみません!」
椋木「え?」
三橋「尊敬がオーバーヒートしてつい!!」
椋木「まぁいいけどさー、この学校で番張ってるお前に尊敬されるとか嬉しいことだからさー」
三橋「ありがとうございます!!」
そんな様子を見て私は思わずポツリと呟いた。
『どうなってんだこりゃ…』
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の(プロフ) - カシューナッツ炒めさん» ありがとうございます!そんなこと言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです…!これからもよろしくお願いします! (2020年8月15日 18時) (レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
カシューナッツ炒め - うわぁああぁぁぁぁぁ゛この作品私がはじめて読んだ夢小説なんですよ(最近見始めた)!!!#1のいちごみるくのシーン大好きです!!これからもドンパチ推していきます!!あいらぶゆうぅうぅぅぅぅ゛!!!! (2020年8月15日 8時) (レス) id: 629da356f3 (このIDを非表示/違反報告)
の(プロフ) - いずなさん» ありがとうございます!すごい嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2020年8月1日 21時) (レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
いずな(プロフ) - この作品大好きです^^ (2020年8月1日 18時) (レス) id: f5ee51c946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:の | 作成日時:2020年7月27日 22時