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ぐっと力を入れて立ち上がり、私、そして三橋くんと伊藤くんも追いかける開久に混ざる。
開久のメンバーがなかなか脚が遅くて
『どいて邪魔!!』
私はそういいながら2人を追いかける。
ものすごいスピードで追いかけていたのか、あっという間に追いつく距離になった。
紅野「おいばけもんかよあの3人!!」
歩道橋に登ったかと思うと、
仲間である岩田さんを蹴り飛ばして走り出す紅野さん。
その行為にびっくりして止まる一同だが、
私は転がってきた岩田さんを飛び越え紅野さんに追いつく。
歩道橋の1番上でがっとからだを掴んだ。
『いい加減にしなさいよ。』
紅野「ふっ、軽すぎだよ。」
『え、うわっ、』
笑ったかと思うとふわっと宙に浮く私の体。
押さえが甘かったらしい。
そのまま紅野さんは、私の体を開久の集団、そして三橋くんと伊藤くんに向かって投げ飛ばした。
軽い私の体は宙を舞い、地面に向かって落ちていく。
反射的に私はぎゅっと目を瞑った。
三橋.伊藤「A!!!」
落ちたかと思うと、痛みではなく、暖かいものにからだを包まれた。
恐る恐る目を開けるとそこには。
『相良さ…』
相良「おい、大丈夫かよ、」
心配そうに私を見つめる相良さんの姿が。
ハッとして立ち上がると、タクシーに乗り逃げる紅野さんの姿。
『くそ、』
私は小さくそう呟いた。
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の(プロフ) - カシューナッツ炒めさん» ありがとうございます!そんなこと言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです…!これからもよろしくお願いします! (2020年8月15日 18時) (レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
カシューナッツ炒め - うわぁああぁぁぁぁぁ゛この作品私がはじめて読んだ夢小説なんですよ(最近見始めた)!!!#1のいちごみるくのシーン大好きです!!これからもドンパチ推していきます!!あいらぶゆうぅうぅぅぅぅ゛!!!! (2020年8月15日 8時) (レス) id: 629da356f3 (このIDを非表示/違反報告)
の(プロフ) - いずなさん» ありがとうございます!すごい嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2020年8月1日 21時) (レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
いずな(プロフ) - この作品大好きです^^ (2020年8月1日 18時) (レス) id: f5ee51c946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:の | 作成日時:2020年7月27日 22時