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しばらくして。
相手は私と、そして金髪とウニ頭により全滅。
目を瞑ってただ拳を振り回している2人は
そのことに全く気づかないので私は声をかけた。
『2人とも…見てみなよ。』
三橋.伊藤「え」
恐る恐る目を開けた2人は、
しばらくの間目の前にある光景を目の当たりにして
沈黙が流れる。
その沈黙を破ったのは他でもない金髪パーマ。
三橋「俺たちが…やったのか？」
伊藤「…かもな。」
三橋「…俺たち、つえーのかな？」
伊藤「……かもな。」
三橋「え、運動神経良い方？」
伊藤「おう、めっちゃ、握力とかバリバリ…」
三橋「おなじ。」
『ふっ。笑』
私はそんなやりとりを聞いて思わず笑ってしまう。
自覚なしにやってるとか、
こんな人たち初めてみたかも。笑
三橋「おまえはなに笑ってんだよ。」
『ごめん、可笑しくて、笑』
伊藤「そういや君もめっちゃ強いよね。」
『え？』
伊藤「いやそいつらやったの、君でしょ？」
そう言って顎でくいっと私が倒した相手をさす。
あ、知ってたんだ。
目瞑ってたから気付いてないと思ってた。
『うん、まぁ…』
三橋.伊藤「……」
『……』
なにこの沈黙。
2人ともなんか喋ろうよ、
そう言おうとしたとき同時に口を開いたのは金髪。
三橋「俺は…強い。」
伊藤「俺も…強い。」
『わたしも…強い。』
私が強いのはもともと自覚してたけど
ノリでそう続ける。
三橋「ひとつ提案がある。」
金髪のその言葉に１つに固まる私たち。
三橋「俺とおまえらは、今日から相棒だ。
だから…お互いの秘密は絶対に言わない。」
伊藤「おう、男の約束だ。」
『ちょっと待って私女。』
伊藤「おまえ俺らの秘密しらねぇだろ。」
『そうでした。』
じゃあ私は相棒には入ってたわけじゃないのか…
え、なに、私の勘違い？
なにそれ恥ずかしい()
私はそう思いそそくさと屋上の扉に向かおうとする。
するとその腕を金髪によって掴まれた。
三橋「おまえら、って言ったろ？」
『でも私女だし秘密なんてありませーん』
三橋「んなもん関係ねーよ。」
『そうなの？』
三橋「そうだわ。」
そう言ってまた3人で向き合うと
何かを誓うように私たちはガッと腕を組んだ。
相棒か、ちょっとおもしろい。
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Laven(プロフ) - 31話の国のやつは組の薬だと思います。 (2020年9月21日 10時) (
レス) id: 6c7fad0c5e (このIDを非表示/違反報告)
の(プロフ) - オムライスさん» コメントありがとうございます！私も再放送みました！相良かっこいいですよねすごいわかります…！ (2020年7月4日 23時) (レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
の(プロフ) - マリイさん» コメントありがとうございます！アニメ見てその設定の小説も書いてみますね！ (2020年7月4日 23時) (レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス(プロフ) - 最近再放送やってますよね！一気に読みました！相良かっこいいですよね！？ (2020年7月1日 18時) (レス) id: 3df1040212 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 夢主と中野誠(アニメの方にしか居ない人だけど)が付き合ってる設定の小説も書いて欲しいです (2020年6月30日 14時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：の | 作成日時：2020年5月25日 22時
