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合宿-2-~84~ ページ50

『片桐による今までのこと〜』

「「棒読み!?」」



遡る事数分前。

王様ゲームは木葉、片桐への命令で終わりのはずだった。

しかしやりたいという意見が多かったためもう一回だけやることになってしまった。


「『王様だーれだ』」

しかしその時の王様は無情にも小見。彼の性格上終盤は豪華に、という事でなぜか1.3.5以外で買い出しに行くことになってしまう。

二回連続の命令に嫌がる木葉をなんとか説得し、その後木葉と猿杙が行く事になったが1.3.5以外だからという屁理屈で王様である小見もついていくことになってしまった。

さらに鷲尾、尾長が寝ているため残った赤葦、木兎、片桐は別室待機となっていた。

『そこでさっきの光先輩デリカシーのなさ…いや猛禽類のような観察眼の鋭さが判明した訳ですね。』

さきほどの邪魔は木葉さんや猿さん、小見さんだ。

それにしても光先輩のあの行動には驚いたな〜

「A、全部丸聞こえ。」

『え。』

京治が目線をある場所にうつす。

そこには…

『え、ちょっと何目ぇ輝かせてこっち見てるんですか』

目をキラキラさせた木葉さん、猿さん、小見さんが。

例えるならば、あれだ、純粋な子供の目。

その頃の三人の心情。

(木兎何言ったんだ…!?)

ワクワクしていた。←

『う…なんか変な事考えてそうで怖いです…』
※正解です。←

隣に居た京治の背中に隠れ視線を拒む。

「え、とー…A?」

上を見れば少し赤くなった京治の顔。

あれ、なんか可愛く見えるのは幻覚か。←

『だって怖いんですもん…』

今の言葉…180近い男(仮)がもん…とか…

うわぁ…絶対引かれた…

「…A、ちょっと行くよ。」

目の前にあった京治の体がくるりとまわり、正面には…




どアップに京治の顔。

『京治、こういうのは京治が好きなやつにやってやれ …!?』

手を引かれ部屋の外へ連れ出される。




『どこいって…え。』

着いた場所はまさかの隣の空き教室。

人は居ないし布団は山積み…ここで何しようってんだ。

帰ろうと抗議しようとすれば景色は反転し、見えるのは天井、京治の顔。

『退きなよ、体勢危ない』

「…は」

『え?』

「Aは俺の事嫌いなの?」

『は?』

間抜けた声が出る。なぜに。

『嫌いなわけないし。なんで?』

聞けば俺が言った『京治が好きなやつにやってやれ』という言葉や目の前で光先輩が俺に告白?をしたことが原因。

…つまりはヤキモチ?

『ok、わかったから退こう。』

「え?」

『は?』

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作品ジャンル:アニメ
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けい - 62話の解答赤葦さんですか? (2016年3月21日 13時) (レス) id: 8d6b86ff12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そると x他2人 | 作成日時:2015年8月20日 14時

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