ハイキュー!!【灰羽リエーフの幼馴染みは】「お前イケメンだよな～」『そうか？(ｲｹﾒﾝｽﾏｲﾙ』全-貴「イケメン(ﾄｩﾝｸ」←【イケメン女子でした。】 (ページ45)

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合宿-2-~80~ ページ45

仕方なく、仕方なく渡された服を持ち隣の空き部屋へいく。

仕方なくだ。進んでやっている訳ではない。←

『大変な事になりましたね…俺このまま音駒部屋帰ろうかな』

ひんやりとした廊下を歩きながら木葉さんに言う。

最後のは少し出てしまった本心だ。←

「いや、そしたら俺一人でやんなきゃなんだけど。」

冷静に言われ確かにと納得する。

あ、けどそれはそれで良いんじゃないかな、面白そう。

…嘘です、嘘ですから右腕をロックしないで!←

今は教室側である左を俺、窓際の右を木葉さんが歩いている。

だってほら、なんか出るのって窓際じゃん?←

『あ、着きましたね。というか随分廊下長い。』

「ひとつひとつの部屋がでかいからな、メタく言うとあり得ない。」

言わなくても…言わなくても良いじゃないか！←

…まあさておき冷たい扉を開ける。

『ん?』

人が居ないはずなのに明かりがついている。

あ、ホラーな展開ではないのでご安心を←

「いやAの方がメタいだろ!!」

『あっはっは、それより誰か居ますよ』

「満面の笑みからいきなり真顔になれるって凄いな」

『それほどでも』

「いや今は真顔やめてくんない?」

放っておけばまだ続きそうな会話をやめ部屋を見回す。

ここで隠れられるとしたら押入れか日誌用の机、積まれた布団の裏だ。

…怪しいのは押入れかな。

躊躇なく進みガラッと開ける。

カタン、と襖が最後まで開いた事を知らせる音が響く。

現れたのは＿＿＿

『…日向?それに影山も』

「えと、片桐？」

不思議そうに首をかしげる日向。

「ボゲェ！なんで開けるんだ！」

怒る影山。

そして

『まずお前ら何やってんだ、出てこい』

意味が分からなかったが今半分程理解してしまった俺。←

「」

驚いたままの木葉さん。

綺麗な顔が台無しですよ←

『…つまりは、今まで練習して居た所に大地さんが来たため逃げた、と。』

「「はい…」」

俺の前で正座をしながら項垂れている単細胞二人。

正座を止めさせスマホを取りだしLINEを開く。

タップするはもちろん大地さん

…じゃなくスガさん。

大地さんでもいいんだけど説教長そうだし…

あと単にスガさんの方が返信速い←

それはそれは速い。←

[日向と影山がなんか大地さんに怯えてバカやってます。どこつれていけばいいですか] と打つ。

長文すぎたな…

しかしやっぱりはやい。もう来た。

『日向、影山、行くぞ。』

指定された場所へと向かうべく歩を進めた。