合宿-2-~69~ ページ34
必死でその人の手を振り払う。しかしヘイヘイ言っているこの人の手は離れない。
なんだよパワー5リラかよ！(正解です)←
「ヘーイ！あかーし連れてきたぞー！」
そう言われ手がほどかれる。
ちらりと見てみれば眠そうなあかーしと呼ばれた人。
あらイケメン←
じゃなくて…
見た事ある気がする…
「木兎さん…その人木葉さんじゃ… !?」
驚いた様子の無気力イケメン。←
「ちょっと木兎さん、この人借ります。」
『え、は、えぇぇぇ！』←
-その後の木兎-
「あれ？まあいいや！」←
「お?木兎なにやってんだ？」
「木葉!?じゃああいつは一体…」
「は?木兎お前バカか…バカだった」←
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「あのさ。」
『いきなりタメ口ですか無気力イケメン』←
「?俺は赤葦って言うんだけど…」
首をかしげる無気力イケメ…赤葦さん。
ん？赤葦？
『え、京治…?いやいやそんなはずないか…』
あんな可愛らしかった京治がこんなイケメンになんて…
「そう。俺赤葦京治。」
『…え、嘘。』
「いや本当。」
『…マジですか。』
「マジですよ?」
ふわりと笑う赤葦さん?に昔の俺が知っている京治が重なる。
同時に、昔の思い出も蘇る。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
祖父が経営するグループの幼稚園に招待され渋々いった俺。
そこの良く手入れされた菜の花の花畑で出会ったのが京治だ。
ふわりと花香る中で佇んでいた。
真顔で。←
その時から何か近付き難い雰囲気をかもし出していて滅多に口も開かないのだとか。
『ねぇ君さ、なんで喋らないの?』
その時は男装をまだしていなかったため、髪はまあまあ長かった。
京治は花を見つめ言った。
「俺が話さないんじゃなくて…
誰も近付かない。」←
『』←
『ん、じゃ、じゃあさ、笑ってみたら?』
「ん、こう?」
不覚にもドキッとしてしまった俺。
しかしその気持ちは次の瞬間打ち破られた。
「あー。菜の花のからし和え食べたい。」←
『渋いですな旦那。』←
そんなこんなであの時は何処かズレていた。
それから俺は何故か京治に気に入られ何度か会いに行っていた。
明くる日、雨に濡れてしまった時服を貸してくれたのも京治だった。
そこで似合うと言われ、リエーフの件も重なり俺の男装ライフが始まったのだ。
#####
というわけだ。
『あーあ、今じゃ先輩か。』
「不服そうだね。」
『そりゃもちろん。』←
ラッキーハイキューアイテム！
及川さんと岩ちゃんのショタ写真
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けい - 62話の解答赤葦さんですか？ (2016年3月21日 13時) (
レス) id: 8d6b86ff12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると x他2人 | 作成日時：2015年8月20日 14時
