ハイキュー!!【灰羽リエーフの幼馴染みは】「お前イケメンだよな～」『そうか？(ｲｹﾒﾝｽﾏｲﾙ』全-貴「イケメン(ﾄｩﾝｸ」←【イケメン女子でした。】 (ページ22)

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合宿~57 ページ22

『あーなんか今ので一番疲れたぁぁ!!』

「てかAよくあんな…えーとな、な、『南京錠』そう！南京錠持ってたな！」

馬鹿丸出しの走の言葉に溜め息をもらしながらも笑う。

「Aってさ、何で男装してるの?」

『それ聞いちゃう?なあそれ聞いちゃう?』←

「うんそれ聞いちゃう。」←

あー正直リエーフとか居るときに言いたかったな。

まいっか！大した理由じゃないし！

『俺とリエーフは生まれた時から一緒だったみたいなもんで…』

幼稚園も一緒だったんだがあいつはよく泣いた。

それで、「泣かないの、男の子でしょ」って言われてて。

じゃあ女の子だったら良いのか。

なんかそれに腹が立ってさ。

そっから男装しだした。

まあ意地で始めたんだよ。

それからリエーフもあんまり泣かなくなって。

『で、今に至るって感じかな。リエーフが泣き虫じゃなかったら男装してないかもな。あ、けどそしたらここにも入ってないのか…』

本当はもう１つあるんだけど…

「…なんか良い話だね。」

なんだ今の間は。おい。優。←

「けど…Aが居ないのは嫌だな…」

不覚にもきゅんと来た。

『嬉しいこと言ってくれるじゃないか！』

優の背中にまわり後ろから首に抱き付く。

「てかリエーフて泣き虫だったんだな！なんか笑える」

もう笑ってますよ、犬岡さん。←

そんなこんなで風呂場に着いた。

のれんをくぐり入る。

「で、どうするの？」

優が問う。

『これだよ！』

バッと見せたものは

『ほら、水着の上に着るやつ！』

「あ、その手があったか！」

「じゃなくて、何で持ってるの!?」

走を抑え優が言う。

『正直いうと…』

二人がごくりと生唾を呑む。

『あるかなって思って漁ったらあった。』

「「キャリーバック四次元ポケットか」」←