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合宿~53 ページ18

「はい、着いたわよ!」

『ありがとうごさいました!一、徹、またね!』

それだけ言って行こうする。が。

「Aちゃん…」

徹に呼び止められる。振り返るとうつむいていた。

『…飛雄の事でしょ?うまくやるから
大丈夫。』

今度こそじゃあねと言って別れる。

最後の最後に一と徹に言った言葉は届いたかな。

『__頑張れ。』

たった一言。届いてくれてることを信じよう。

鞄をかけ直し、ひとつ深呼吸をしてから一歩踏み出した。

#####

〜短いので継ぎ接ぎます〜

「あーあ、A来れなかったのか。」

新幹線のホームへ続く改札を通り抜けながら夜久が心底残念そうに呟く。

「俺だって来てほしかったけど現地で何でもやってくれるってさ。」

自分の低い声が頭に響く。

「黒尾お前それぜってー嘘だろ。Aがそんなこと言うはずねぇし」

…やっぱお前オカンだな、選手のことよく見てる。

言ったら容赦無い蹴りが飛んでくるの
で言わない。

「芝山、バス乗り遅れそうになってたけどさ、Aと何話してたの?」

すぐ後ろで犬岡が芝山に問う。

「ん〜今ここで誰かに聞かれたらAに殺されるからダメ!」

おいおい、朝から物騒だな、芝山乙

「うっわ黒尾凄いニヤニヤしてる…」

若干引き気味の夜久の誤解を必死に解いていると

/ピーンポ((ty←

新幹線到着のアナウンスが流れる。


てかしっかりしろよアナウンス←

ぞろぞろと入って行った人の集団に飲み込まれ無いように距離を置いてから入る。

ホームで待っている奴からしたら赤いジャージ集団って結構怖いよな

あ、けど一番目立ってんのは芝山か。

昨日間違えてAのジャージを持ってかえっちまったらしい。

そのお陰で袖がぶかぶか。自分の身長に落ち込んでいた芝山を夜久が慰めていた。

一番最初に思った事は全員
((シュールだな))←
だ。←

まあまわりの奴からすればプリンだのモヒカンだのの背の高い奴にに囲まれた小さい夜久と芝山は異様でしか無いんだろうな。←自分は!?

長い時間揺られながらついた宮城。

ほとんど全員が伸びやらをしている

じゃあ行くぞ、と声を掛け目指すは合宿場。



そして







「「ついた…」」

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作品ジャンル:アニメ
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けい - 62話の解答赤葦さんですか? (2016年3月21日 13時) (レス) id: 8d6b86ff12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そると x他2人 | 作成日時:2015年8月20日 14時

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