ハイキュー!!【灰羽リエーフの幼馴染みは】「お前イケメンだよな～」『そうか？(ｲｹﾒﾝｽﾏｲﾙ』全-貴「イケメン(ﾄｩﾝｸ」←【イケメン女子でした。】 (ページ15)

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合宿~50 ページ15

『ふあ～寝み』

羽田空港に着いて早々出た欠伸を噛み殺しながら伸びをする。

さすがに音駒のジャージでは目立つので前に記念で買った青城の白いジャージに着替えた
。

チェックインを済ませる前に男装を取る。

そうしないとこの前男だと思われて色々と大変だったからだ。

怪しまれないように男女両方入れる車イスのマークがプリントされた広い個室に入る。

そこでウィッグを取り軽く頭を振る。

するとふわりと本来の長い茶髪が広がりある程度まとまった。

ジャージの上を脱ぎキツいサラシを取り、鞄の中に入っていた女子用の服に着替える。

ちなみにチョイスはリエママだ。

…まあ「ねえお願いこの服Aちゃんな絶対似合うから！」と言われ仕方なくだが。

『え…リエママにしてはまともだな…』

いきなり初対面の人に好きなアイスの味を聞く人だ。警戒していたのだが…←

ベースが黒や紺のためあまりうざったくないし、中にたまに入っている暖色系の色に測らずも可愛いと思ってしまった。

よく漫画等で見る可愛い制服みたいな感じだ。

…ミニスカートにタイツな所を置いては。

なんでだよ！俺178cmあるんですけど!?

…しかし他に着替えは無いし、ジャージはちょっと…

覚悟を決めて着替える。

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及川side

「あー楽しみだな～!!」

次の到着便がAちゃんが乗ってくる便になった瞬間顔が緩む。

「うるせぇクソ川！」

いつもの如く怒鳴られ叩かれる。

もーそんなんだから岩ちゃんは…
あ、嘘ですゴメンナサイ←

便の到着を知らせるアナウンスがなり響く。

「岩ちゃん岩ちゃん早く行くよ！」

「分かってるから引っ張るなクソ川!!

いつもと同じように怒ってるけど顔が緩んでる。それだけこの日を楽しみにしてたんだ。

近付けるギリギリの所まで行って身を乗り出す。

岩ちゃんは溜め息をつきながらも止めない。

それを良いことにこのままAちゃんが来るのを待つ。

いや、男装してるかもだからいまはA君かな?

その時だった。

『はじめ！徹！久しぶり！』

「「!?」」

前よりも数倍綺麗になった君が来たのは。