上司に甘いコーヒーを ② MS (ページ4)

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「部長…近いです」

めくった布団を静かにあげようと試みたけど
阻止された

『俺、怒ってるからな』

怒ってる…？なにを

『なにをって…覚えてないのか？』

「え、わたし何かした？」

とぼけてないけど
とぼけてるように捉えられたのか
部長ははぁとため息をついて目を閉じた

「な、何があったの…？ごめん何も覚えてない」

するとストンっと部長は腕を曲げて
わたしの上に覆いかぶさった

意外にこの体勢 …

恥ずかしいんだけど、、

しばらくシーンとしてたから
あれ、寝たのかな？って思って
サラサラな髪の毛を触ってると
ピクッと動いた

「なんだ起きてる」

『起きてるわ。あのな、俺怒ってんの』

「何にでしょうか？？？」

思い出してごらんって言ってるような
目つきでわたしを見つめて来るから
頭の中で寝る前の記憶を整理してみた

確かお酒飲んでて～、誰かに取られたから
意地はってもっと飲んで～…

あ、その人凄く可愛かったんだよな…
ほっぺがぷにぷにで白くて～～………

ん？？？