守りたいもの〜

夕焼けのヘリポート ページ15

誰も何も言わずにヘリポートに集まる。
緋「何も言わずに集まるってある意味スゴいよね。」
白「確かにね。」
冴「何かあると集まってましたね。」
藤「医者って何をまも守ろうとしてるのかね」
全「……。」
藍「人それぞれじゃないか」
緋「じゃあ。何で医者になるんだろうね？」
白「それも人それぞれでしょ」
家族を助けたいから。とにかく助けたいから。
本当に人それぞれだと思う。
冴「ではナースは？」
藤「それも」
全「それぞれ」
白「私はこのままみんなと救命にいたい。黒田先生の救命に」
緋「私も。ずっと想いを隠してる人達のことを見てたいしね。」
藤「俺は移るきないけどなー」
藍「緋山。そういうことは言うな。」
白「別にいいじゃない。藍沢先生のフェローの指導厳しすぎるんだから時にはこうやって喋ろうよ。」
冴「白石先生のいってる通りです。」
藤「白石なんかフェローに泣きつかれてるだぞ〜」
緋「トロント。いくの？」
藍「あぁ。」
白「そう。」
全「がんばって」
藍「……。」
藤「ハァ〜素直にいえよー。」
藍「ハァ。ありがと。」

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