５４ side.渡辺翔太 ページ8
謙「お前血が！」
翔「？」
なんだか顔に違和感があった。
なにかが顔を伝って流れていくような感覚があった。
俺は顔を触ってみる。
なにか少しべとっとした感触がした。
俺は手を見る。
俺の手には赤色の液体がついていた。
これ…血…
謙「大丈夫か翔太！！！」
母「なに！？気持ちが悪い！」
謙「翔太！！おいで！！」
俺は謙兄ちゃんに手を引っ張られ病院に連れて行かれた。
両親はどちらもついてこなかった。
病院に行って言われたのは。
原因不明の病気。
奇病と言われた。
そこで治してもらおうと謙兄ちゃんは思ったそうだがそんなお金俺たちにはなかった。
しかたなく輸血だけして帰った。
帰り道、血は止まった。
謙兄ちゃんはめちゃくちゃ心配していた。
だけど俺は
どうも思わなかった。
あれから２年後。
俺が小４のときだ。
俺が下校してるいると。
苛めっ子４人が俺を冷やかしに来た。
弱虫だの化け物だのと言いながら俺を殴った。
でも俺は泣かなかった、怒らなかった何も感じなかったから。
すると苛めっ子の一人が言ってきた。
目をえぐって見せろと。
渡「目を取るの？」
虐めっ子Ａ「そうだよｗ人の目って取ったらどうなんのかなぁっておもってさぁｗ」
虐めっ子Ｂ「そうそうｗだからお前やって見せろよ」
虐めっ子は俺にカッターを投げてきた。
俺はそれを拾い上げた。
虐めっ子達はニヤニヤしている。
たぶんこいつらは俺がビビってやらないと思っている。
そう思っている。
俺はカッターを
目に突き刺した。
ｸﾞｼﾞｭと嫌な音がした。
虐めっ子Ａ「え…」
ｸﾞｼﾞｬｸﾞﾁｯ…
ｺﾛ…ｺﾄｯ…
俺の眼球が地面に転がった。
渡「はい♪」
俺は眼球を拾って虐めっ子に差し出した。
虐めっ子「うわぁあああああ！！」
虐めっ子達は逃げていった。
なぜ逃げるんだ。
やれといったのは自分たちのくせに。
俺はそのままカッターを捨てて家に帰った。
翔「ただいま」
俺が靴を脱いでいると後ろから謙兄ちゃんの声がした。
謙「お帰り翔太！今日は二人で外食でも…って…翔太！？」
翔「？」
謙「お前どうした！！目が…目が！」
翔「ム○カ？」
謙「ちがうちがう！！お前目がなくなって…」
翔「ああ、えっとねクラスメートがさ目えぐってみろーとか言ったからえぐってあげたんだ♪」
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囚われ人(プロフ) - ユッキーナさん…あなたのコメントをみてすぐ直しに行きました…初投稿というのもありなにもわからなくて…ごめんなさい…ほんとうにもうしわけありません… (2017年4月1日 17時) (
レス) id: 799869369d (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - オリフラを外して下さい。せっかく面白いのに・・・勿体ないです。 (2017年3月20日 18時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
山田 - とても面白いてです！これからも頑張ってください！！ (2016年9月11日 10時) (レス) id: eb6d60eac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：（＝△＝） | 作成日時：2016年7月28日 2時
