７１ side.真田佑馬 ページ25
野澤は俺を自分の部屋に連れて行く。
真「なんだよ話って」
野「辰哉が一人で出かけたって行ってたじゃん…たぶん辰哉佐久間のこと助けにいったんだと思うんだ」
真「はぁ！？一人で！？」
野「うん」
真「なっ…！？」
野「だからさ俺辰哉と佐久間のこと助けてくるよ」
真「はぁ！？お前一人で！？」
野「うん、一人で」
真「はぁ！？一人でいくなんて危険すぎんだろ！お前馬鹿か！！」
俺は野澤の胸倉をつかんだ。
野「だって皆で行ったら危ないし助けに行かないなんて論外じゃん、俺一人だったら被害も少ないしいいでしょ？」
真「被害が少ないとかそんなんじゃねぇよ！！お前が無事じゃなかったら意味がねぇだろ！まず一人で二人を助けられるかもわかんねぇじゃねぇか！！」
野「俺はみんなが怪我するのは嫌だ、さなぴーたちはお留守番してて、俺一人で行く。さなぴーが何を行ったて俺は助けに行くよ」
野澤は俺を冷たく鋭い目つきでじっと見つめた。
野「さなぴーたちのこと傷つけたくないから、だからさなぴーは皆をお願い」
真「……」
野「ちゃんと帰ってくるからさ！二人を連れて！」
野澤はﾆﾋｯと俺に笑って見せた。
真「一人で行かせるわけにはいかねぇよ…俺も…」
野「さなぴーはここの家の皆のために残って…さなぴーにこの家を任せたいんだよ…
帰らなかったときのために…
真「っ！」
俺は胸倉をつかんでいる手に力を強めた。
野「ごめんねわがままいって…でもお願いだよ…お願い…
俺のわがまま…聞いて…佑馬…
真「……
祐樹…
咲『祐樹ー！』
祐『なに？ママぁ』 ←幼少期ののんちゃん
咲『新しい家族よ』
祐『家族？』
咲『そうよ、真田佑馬くん』
祐『ああ！パパが言ってた睡眠障害の子？』
咲『そうそう！仲良くしてあげてね』
祐『よろしく！』
佑『うん』 ←幼少期のさなぴー
祐『祐馬お父さんとお母さんいないの』 ←小学校の時ののんちゃん
佑『両親両方とも俺を養護施設に捨ててどっかいったよ』 ←小学校の時のさなぴー
祐『なんで俺たちの家に？』
佑『養護施設のやつらにここに行けって言われた、俺が邪魔だったんだよ』
佑『祐樹』 ←中学のときのさなぴー
祐『……』 ←中学のときののんちゃん
佑『咲さんたちは…』
祐『殺された…俺一人ぼっちになった…』
佑『……そんなことない、お前は一人じゃない
俺がいる、お前は絶対に一人にしない
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囚われ人(プロフ) - ユッキーナさん…あなたのコメントをみてすぐ直しに行きました…初投稿というのもありなにもわからなくて…ごめんなさい…ほんとうにもうしわけありません… (2017年4月1日 17時) (
レス) id: 799869369d (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - オリフラを外して下さい。せっかく面白いのに・・・勿体ないです。 (2017年3月20日 18時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
山田 - とても面白いてです！これからも頑張ってください！！ (2016年9月11日 10時) (レス) id: eb6d60eac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：（＝△＝） | 作成日時：2016年7月28日 2時
